玉森裕太、舞台版「ハムレット」で新境地開拓

King & Princeの玉森裕太が、シェイクスピアの名作『ハムレット』で主演を務めることが発表されました。この舞台は、2025年10月から東京と大阪の二都市で上演される予定で、玉森にとっては初めての本格的な古典劇への挑戦となります。繊細な王子ハムレット役をどのように演じるのか、演出家とのコラボレーション、共演者や具体的な上演スケジュールについて詳しくお伝えします。

玉森裕太が“ハムレット”で主演

玉森裕太は2025年10月1日から新国立劇場中劇場、11月5日から梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演される舞台『ハムレット』にて王子役に選ばれました。これまでのミュージカルや現代劇とは異なる古典作品での主演は、彼の演技キャリアにおける新たな節目となることでしょう。

古典に挑戦する理由と成長

玉森は、これまで歌舞伎的な要素を含むミュージカルや現代劇で高く評価されてきました。俳優としてさらなる成長を求める中、シェイクスピア作品に強い興味を抱いていました。演出は宮本亞門氏が担当し、「玉森の柔軟な感性がハムレットの内面的葛藤を新たに表現することが期待されている」とのことです。

共演陣と演出のポイント

共演者には堀内敬子（ガートルード役）や松田翔太（クローディアス役）などの実力派が名を連ね、王家の内紛を力強く演じます。演出の宮本氏は、舞台上の城を回転式セットで表現し、「観客をデンマーク王宮に引き込む」と述べています。また、玉森の独白を際立たせるための照明設計や、暗転なしの一続きの演出が見どころとなっています。

まとめ

玉森裕太が主演する『ハムレット』は、2025年10月から東京と大阪で上演されます。シェイクスピアの古典劇への本格的な挑戦は、彼の新たな演技の幅を広げることでしょう。チケットは8月1日から一般発売されますので、公式サイトで詳細なスケジュールやチケット情報を確認し、玉森が描く王子ハムレットの葛藤と再生の物語を劇場でぜひ体感してください。