千鳥ノブ、映画声優で史上最少2言デビュー
お笑いコンビ・千鳥のノブが、2022年公開の映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』日本語吹替版でゲスト声優に初挑戦し、通算最少の「2言セリフ」で話題を呼びました。大ファンゆえアフレコ前には辛党を断ち、現場では「少ねぇ!」と愚痴りつつも、クセの強い強盗役を真剣に演じ切ったノブの奮闘に迫ります。
声優デビューの背景
ノブが声優としての初舞台を踏んだのは、クリストファー・ノーラン監督による『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の日本語吹替版です。2022年3月11日に公開されたこの作品に、バットマン映画を愛するファンとしてオファーを受け入れました。彼が演じたのは、個性豊かな強盗役であり、ファンの期待を裏切る意外なキャスティングとなりました。
キャラクターのセリフ量
ノブが務めたキャラクターは、犯罪者グループの一員であり、劇中でのセリフはわずか2つです。「金を出せ!」という短い言葉に対して、本音で「少ねぇ!」と愚痴をこぼすなど、挑戦的な役柄でした。このごく少ないセリフが逆に注目を集め、声のみで存在感を示すという難しい役に挑みました。
評判とファンの反応
映画公開後、SNSでは「2言なのに印象強すぎ」「ノブの声でバットマンの世界が身近になった」「クセのある強盗役が妙にハマっている」との絶賛の声が寄せられました。吹替版を観たファンからは「豪華な声優陣の中でノブを探すのが楽しい」といったコメントもあり、公式SNSのハッシュタグ「#ザ・バットマン吹替版」はトレンド入りしました。
インタビューでのコメント
収録後のインタビューにおいて、ノブは「バットマンの2年目の物語が新鮮で、断る理由がなかった」と語りました。また、「ノブが出演することに迷いがあったが、後悔したくなかったので、『どんな条件でも成立させて』とマネージャーに頼んだ」と意気込みを示し、声優初挑戦への真剣な姿勢が伝わってきました。
アフレコの裏話と現場の雰囲気
アフレコ当日は、1週間辛い物を我慢し、喉のコンディションを整えるための万全の準備を行いました。監督や音響監督からは「ダミ声だとコントになる」という注文があったものの、和やかな雰囲気の中で収録は進みました。短いセリフながらも真剣に演じるノブの姿勢は、現場に活気をもたらしました。
まとめ
千鳥ノブの声優初挑戦は、わずか2言という挑戦的な起用で大きな反響を呼びました。大ファンならではの熱意と真剣なアフレコ準備、収録現場でのエピソードやSNSの盛り上がりまで、彼の一挙手一投足が注目されました。今後の吹替声優業への期待も高まるばかりです。
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