キングダム4初日3.7億円 大ヒットスタート
2024年7月12日、待望のシリーズ第4作『キングダム 大将軍の帰還』が公開初日を迎え、365館以上で上映されました。初日は約3.7億円、公開3日間で16.3億円を稼ぎ出し、邦画実写歴代最高のオープニング興収記録を樹立。山﨑賢人と吉沢亮の共演が話題を呼び、ファン・批評家ともに高評価を獲得しています。ここでは初日興行成績からキャスト評、原作との違い、そして続編の可能性までを詳しく解説します。
初日・公開3日間の興行成績
初日の7月12日には観客動員が245,216人に達し、興行収入は369,925,500円を記録しました。また、初日からの3日間では動員106万4,820人、興収16億2,860万を達成し、実写邦画のオープニングとして新たな記録を打ち立てました。前作『キングダム 運命の炎』の初動と比較すると、興収は150%以上の驚異的な成長を見せています。
山﨑賢人&吉沢亮の演技力が好評
山﨑賢人が演じる主人公・信は、これまでにないアクションと豊かな表情で観客を惹きつけています。吉沢亮が演じる王賁将軍は、冷静さと繊細さを兼ね備えた演技で“王族の重み”を見事に表現し、多くの批評家から「二人の成長に感動した」と評価されています。TOHOシネマズの調査によると、満足度は97.2%に達し、シリーズ史上最高の数値となりました。
実写化での原作との違い
本作は原作漫画16巻「馬陽の戦い」のクライマックスを中心に構成されています。また、新キャラクターの摎(演:新木優子)と王騎将軍の過去エピソードを掘り下げたオリジナルシーンが追加されており、原作ファンにも新たなドラマを提供しています。昭王(演:草刈正雄)の登場シーンも詳細に描かれ、原作では語られなかった家族関係も明らかになる点が大きな見どころです。
豪華キャスト陣の共演現場
シリーズを牽引してきた山﨑賢人、吉沢亮、大沢たかおに加え、小栗旬、佐久間由衣といった新たなキャストが舞台挨拶に登壇しました。初日舞台挨拶では総勢10名以上が揃い、ファンの熱狂がSNSで瞬く間に広がりました。現場では「初共演とは思えないチームワーク」「和やかな雰囲気で撮影が進んだ」といった裏話も飛び出しました。
続編の予定は未定
公式には「シリーズ最終章」と位置付けられており、続編の制作に関する発表は現時点ではありません。原作者の原泰久氏や制作陣からも「本作で物語は完結」との意見があり、ファンの間ではスピンオフや舞台化の可能性が取り沙汰されていますが、具体的な続報については今後の公式発表を待つ必要があります。
まとめ
『キングダム 大将軍の帰還』は初日3.7億円、3日間16.3億円という大ヒットスタートを切り、キャストの演技力や原作を活かした脚本が高く評価されています。シリーズ最終章としての集大成を飾った本作が、今後の日本映画史にどのような記録を刻むのか、引き続き注目していきましょう。
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