石原さとみ全ドラマ完全ガイド

石原さとみさんは2003年に映画デビューを果たし、2004年にはNHK連続テレビ小説『てるてる家族で』ドラマ初主演を務めました。その後、多くの話題作に出演し、清楚な役柄からシリアス、コメディまで多彩な演技力で視聴者を魅了しています。本記事では、彼女が出演したテレビドラマをデビュー作から最新作に至るまで網羅し、各作品の概要と見どころを詳しくご紹介します。

 デビューから2005年：『てるてる家族』でのヒロイン役

2004年に放送されたNHK連続テレビ小説『てるてる家族』では、石原さんがヒロインの石川つばめを演じ、梨園の嫁として農村で奮闘する姿を自然体で表現しました。この作品以降、2005年には深夜ドラマ『ドラゴンフライ』やフジテレビ系の『アンフェアな月』にゲスト出演し、初期から幅広い役柄に挑戦することで存在感を示しました。

 2006年から2010年：『リッチマン、プアウーマン』でのブレイク

2012年に放送された大ヒットドラマ『リッチマン、プアウーマン』では、IT企業の社長であるヒロイン・白石千晶を演じ、一躍国民的女優としての地位を確立しました。このシリーズの前にも、2006年の『姉ちゃんの恋人』や2008年の『ブラッディ・マンデイ』で重要な役を果たし、2010年には『シン・ゴジラ』の特別出演を経て、確かな演技力を証明しました。

 2011年から2015年：コメディからサスペンスまでの挑戦

2011年の『失恋ショコラティエ』ではコミカルなセリフ回しを披露し、2013年にはその続編にてヒロインのライバル役を演じました。また、2014年の『ディア・シスター』ではシリアスな人間ドラマに挑戦し、2015年には『わたしを離さないで』の医学サスペンスに参加するなど、コメディとシリアスを巧みに使い分けた時期でもありました。

 2016年から2020年：『アンナチュラル』などの代表作

2018年には『アンナチュラル』で法医学者・三澄ミコトを演じ、第11回東京ドラマアウォードで最優秀女優賞を受賞しました。さらに、2019年には『Heaven?～ご苦楽レストラン』でエリート料理長役を熱演し、2020年には『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』で病院薬剤師のヒロインを演じるなど、医療系ドラマでも新たな代表作を築きました。

 2021年から2025年：『恋はDeepに』から最新作まで

2021年には『恋はDeepに』で海洋学者・渚海音を演じ、新たな地平を切り開きました。2022年には『恋愛ドラマな恋がしたい』に出演し、メンター的役割を果たした後、2023年には『アンナチュラル』の特別編にゲスト出演しました。2024年以降は子育てと両立しながら、『逃げるは恥だが役に立つ』の続編や新作プロジェクトへの出演が期待されています。

 まとめ

2004年のNHK朝ドラ『てるてる家族』から最新作に至るまで、石原さとみさんはコメディやサスペンス、医療、恋愛など様々なジャンルで視聴者を魅了し続けています。多彩な演技を駆使して数々の代表作を生み出し、今もなお第一線で輝き続けている存在です。