三山凌輝、SKY-HIオーディションで栄冠獲得

三山凌輝は俳優として注目を集める傍ら、2021年にSKY-HI主催のボーイズグループ発掘オーディション『THE FIRST』に挑戦し、見事合格。名古屋出身の26歳・O型という素顔を秘めながらも、ダンス＆ボーカルグループ・BE:FIRSTのメンバーとして華々しくデビューを果たした。その裏には幼少期から培ったダンス経験と、俳優活動で培われた表現力が融合した努力の軌跡があった。

オーディション挑戦までの経緯

愛知県名古屋市で生まれ育った三山凌輝は、幼少期からインターナショナル・スクールで語学やダンスに親しみ、小学6年生の時に芸能界にスカウトされた。その後、舞台やテレビドラマでの経験を重ね、2021年にSKY-HI主催の大型オーディション『THE FIRST』の開催を知り、自らの歌唱力とダンススキルを磨くため応募を決意した。

運命的な出会いと指導

オーディション会場で、三山はSKY-HIから直接的な指導を受ける貴重な機会を得た。審査の過程で、SKY-HIから「表現力に俳優経験が生きている」と評価され、特に舞台での感情表現が高く評価された。このコメントが自信を与え、次のパフォーマンスでも落ち着いた表現力を発揮し、審査員の心をつかむことができた。

厳しい選考を勝ち抜いたパフォーマンス

『THE FIRST』には全国から数百人の応募者が集まりました。三山はグループワークやソロステージで安定した歌声とキレのあるダンスを披露しました。特にファイナルステージでは、自身のデビュー曲候補を自作アレンジで歌い上げ、審査員から大絶賛を受けました。このパフォーマンスが決め手となり、最終メンバー8人に選出された瞬間は、関係者の目にも輝かしいものでした。

BE:FIRSTの誕生とその後のキャリア

2021年、オーディション番組から誕生したBE:FIRSTのメンバーに選ばれた三山は、RYOKI名義で音楽活動をスタートしました。同年12月には1stシングル『Gifted.』でデビューし、瞬く間にチャートを賑わせました。俳優活動と並行しながら、音楽番組やライブツアーにも積極的に参加し、“二刀流アーティスト”としての地位を確立しました。

俳優業との両立がもたらす新たな魅力

三山はドラマ『ダメな私に恋してください』や映画『縁側ラヴァーズ』など多様な作品に出演し、演技力にも定評があります。BE:FIRSTとしての活動で得たステージ経験は、演技に新たな表現力をもたらし、キャラクターの内面を深く掘り下げる演技へと昇華させています。今後、俳優とアーティストの双方でさらなる飛躍が期待されます。

まとめ

三山凌輝は幼少期からのダンス経験と俳優活動で培った表現力を駆使し、SKY-HI主催オーディション『THE FIRST』を勝ち抜き、BE:FIRSTのメンバーとしてデビューを果たしました。二刀流アーティストとしての活動が今後も注目される中、彼の挑戦はまさに“両立”の先にある新たなステージを切り拓いています。