宮西尚生が通算900登板達成!北の鉄腕が刻んだ歴代4人目の偉業
2025年9月23日、日本ハムファイターズの宮西尚生投手が、楽天戦でプロ野球史上4人目となる通算900試合登板を達成しました。18年間一度も離脱せず、左腕一本でチームを支え続けた“北の鉄腕”の偉業に、球場は大きな拍手に包まれました。この記事では、その功績と背景を詳しく解説します。
結論
宮西尚生投手は、2025年シーズン本拠地最終戦で通算900登板を達成し、プロ野球史上4人目の快挙を成し遂げました。18年間にわたり日本ハム一筋で投げ続けたその姿勢は、球界でも稀有な存在であり、記録以上に価値ある功績として称賛されています。
理由
宮西投手は2007年ドラフト3巡目で関西学院大学から日本ハムに入団。2008年の開幕戦で初登板して以来、1年も欠かすことなく登板を続けてきました。特筆すべきは、14年連続で50試合以上登板というパ・リーグ新記録を持つこと。さらに、2023年には通算400ホールドを達成し、現在は424ホールドまで記録を伸ばしています。度重なる左肘の手術を乗り越えながらも、常にチームの勝利のためにマウンドに立ち続ける姿勢が、ファンや関係者から高く評価されています。
具体例
900登板を達成したのは、2025年9月23日の楽天戦。0対3で迎えた5回、2番手の金村投手に代わって宮西投手が登板。一死一、二塁の場面で宗山選手に四球を与え、満塁とした後、代打フランコ選手に左犠飛を許し、打者2人で交代となりました。記録達成の瞬間には、エスコンフィールドに詰めかけたファンから大きな拍手が送られました。これまで900登板以上を記録したのは、岩瀬仁紀(1002登板)、米田哲也(949登板)、金田正一(944登板)の3人のみ。宮西投手は現役選手としては断トツの登板数を誇ります。
まとめ
宮西尚生投手は、18年間にわたり日本ハム一筋で投げ続け、通算900登板という歴代4人目の偉業を達成しました。記録だけでなく、その継続力と献身的な姿勢が“北の鉄腕”として多くのファンに愛される理由です。今後も彼の活躍がチームの支えとなることは間違いなく、さらなる記録更新にも期待が高まります。
コメント