松田龍平、仏映画『ラ・デリエール・ヴァルス』初出演決定
俳優・松田龍平がフランス映画『ラ・デリエール・ヴァルス(La Dernière Valse)』で初めて海外長編映画に出演することが発表されました。2026年春の公開を控え、松田は異国の地でミステリアスな画家役に挑戦。フランス語にも果敢に取り組み、カンヌ国際映画祭出品を視野に入れた意欲作です。
作品タイトル&公開日:『ラ・デリエール・ヴァルス』2026年4月公開
本作は、1920年代のパリを舞台に、戦後の喪失感を音楽と絵で癒やそうとする若き画家ジャン=ルイ(松田龍平)の物語です。原題『La Dernière Valse(最後のワルツ)』の通り、彼が描く一枚の絵に秘められた“永遠の別れ”をめぐるミステリーが展開されます。フランスでは2026年4月15日に公開され、日本では同年夏に上映される予定です。
役柄設定:言葉少なき天才画家ジャン=ルイ
松田が演じるジャン=ルイは、華やかな社交界の裏で孤独を抱える天才画家です。無口で冷静な性格を持ちながらも、絵筆を握ると激情をあらわにする二面性が彼の魅力となっています。監督のルイ・ドヴァルディ氏は、「松田さんの内省的な佇まいがジャン=ルイにぴったり」とキャスティングの理由を語り、松田自身も「言葉より絵で語る役柄に挑戦したかった」と述べています。
フランス語学習方法:現地スタッフと徹底研修
初のフランス語劇に備え、松田は撮影前の3か月で毎日2時間の語学レッスンを行いました。現地の発音コーチを招聘し、セリフはすべてフランス語で録音し直しを禁止する“ノーバックアップ方式”を採用しました。さらに、現地スタッフとのコミュニケーションを重ねることでリアルな表現を追求し、本番映像では自然なフランス語が際立ちます。
映画祭参加予定:カンヌ&ヴェネチアを視野に
製作側は本作を第79回カンヌ国際映画祭ある視点部門と、第83回ヴェネツィア国際映画祭批評家週間への出品を目指しています。現地メディアも「松田龍平という名がカンヌのレッドカーペットに並ぶ日は近い」と期待を寄せており、主演の松田も「日本映画界の代表として恥じぬ演技を」と意気込みを語りました。
SNS話題:仏撮影スタイルに驚きの声
撮影現場のオフショットが公式SNSで公開されると、#松田龍平パリロケ がトレンド入りしました。「フランスの街角でたたずむ松田が絵になる」「言葉の壁を越えた佇まいに鳥肌」といった反響が寄せられました。特に、ジャン=ルイが自分の絵を胸に抱くシーンのモノクロ写真には1日で5万「いいね」が集まり、公開前から大きな注目を浴びています。
まとめ
松田龍平初のフランス映画出演作『ラ・デリエール・ヴァルス』は、言葉少なき天才画家の葛藤を描く異色のミステリーです。フランス語に果敢に挑んだ松田の熱演と、カンヌ国際映画祭を視野に入れた意欲作として、2026年春の公開が待たれます。映画ファン必見の一作です。
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