池松壮亮が声を添えた感涙ドキュメンタリー、ベルリン映画祭出品
俳優・池松壮亮がナレーションを務めたドキュメンタリー映画『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』が、2024年2月に開催される第74回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に正式に出品されることが決まりました。現地では最優秀ドキュメンタリー賞と観客賞の二冠を達成し、池松の情熱あふれる語りが作品にさらなる感動を与えたと高く評価されています。
作品タイトル:『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』
本作は、パレスチナ人とイスラエル人の若者が4年間にわたって撮影した映像を基に構成されています。日本版の予告編では、池松壮亮がナレーションを担当し、「命をかけてこの現実を伝えたい」と語る現地の緊迫した状況をそのまま感じることができます。
海外評価コメント:ベルリンでの2冠の快挙
第74回ベルリン国際映画祭(2024年2月15~25日)では、最優秀ドキュメンタリー賞と観客賞を同時に受賞しました。審査員からは「人間の尊厳を問う強烈な作品」と称賛され、現地のメディア『Der Spiegel』も「池松の語りが映像に魂を吹き込む」と評しています。
レッドカーペット登場:異例の賛辞
ベルリンでの初上映(2月19日、ドビュッシー劇場)では、池松壮亮が監督のバセル・アドラーとユヴァル・アブラハームと共にレッドカーペットに登場しました。現地のファンからは熱烈な拍手が送られ、「予告編以上にナレーションが心に響いた」とSNSでも話題になっています。
監督(外国人)評判:二人の若き映像作家が絶賛
パレスチナ人のバーセル・アドラー監督とイスラエル人のユヴァル・アブラハーム監督は、池松のナレーションについて「まるで当事者の声のように響く」とコメントしました。言葉選びの微妙さが現地取材の緊張感を忠実に伝え、国際的な評価を一層後押ししています。
国内公開日:2025年2月7日全国ロードショー
日本では2025年2月7日(金)からヒューマントラストシネマなどで全国順次公開されます。字幕版は日本語のナレーション付きで、吹替版には英語のナレーションが収録される予定です。公開初週にはトークイベントが行われ、池松自身の舞台挨拶も予定されています。
まとめ
『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』は、池松壮亮のナレーションによって映像に深い命が吹き込まれた感動作です。ベルリン国際映画祭での二冠受賞を経て、2025年2月の公開に向けて日本でも大きな話題を呼ぶことが期待されます。現場の「声」を届ける池松の熱演に、ぜひご注目ください。
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