港灯る夏夜 小松島港花火祭

徳島・小松島港に夏の風物詩が帰ってくる。約2,500発の花火が海面を照らし、船や岸壁のライトアップとシンクロして幻想的な光景を演出。商店街の屋台、阿波おどり、音楽ステージを楽しみながら、潮風感じる穴場スポットもご紹介します。

開催地の詳細

会場は小松島市小松島町新港地区に位置する港湾岸壁一帯であり、打ち上げ地点は新港地区の岸壁です。観覧エリアは市役所前広場からみなと合同庁舎前にかけて設けられ、アクセスはとても便利です。主催は小松島港まつり運営委員会で、問い合わせは0885‑38‑6522までお願いします。

開催日程

2025年の花火大会は7月21日（月・祝／海の日）に行われ、納涼花火は20:00から21:00までの約60分間実施されます。事前に19:45から19:50にはメッセージ花火が打ち上げられ、イベントの幕開けを飾ります。天候によっては中止となる可能性があり、当日の状況は正午までに公式サイトで告知されます。

入場料と予約について

観覧エリアは無料で、事前の予約やチケットは必要ありません。自由にシートやレジャー椅子を持ち込んで楽しむことができます。一部の有料指定席は小松島商工会議所での募集・販売が行われており、最大5名まで利用可能なテーブル席は15,000円、イス席は4,000円です。

混雑状況とおすすめの時間帯

例年、約10万人が訪れるため、19:00以降は河岸が混雑します。特にピークとなるのは花火開始直前の19:30から20:30です。混雑を避けたければ、16:00から18:00の間に到着して、商店街や岸壁の南側エリアでゆったりと場所を確保するのが良いでしょう。花火終了後も21:30頃までは河岸に留まることができるため、混雑が緩和されてから移動するのもおすすめです。

最寄り駅について

公共交通機関を利用する場合、最寄り駅はJR牟岐線「南小松島駅」です。駅から会場までは徒歩約10分で、駅前ロータリーを抜けて南へ進むと新港地区に到着します。帰りの際は混雑を避けるため、北口からの利用を推奨します。

駐車場の情報

会場周辺には無料駐車場は設けられておらず、市立図書館駐車場とステーションパーク・ニホンフラッシュたぬき広場の有料駐車場が事前予約制で利用可能です。満車の場合は市街地のコインパーキングを利用することをおすすめします。

営業時間とイベント内容

会場エリアは16:00から21:30頃まで開放され、屋台やステージイベントは16:00からスタートします。阿波おどりや音楽ライブなど多彩なプログラムが用意されており、祭り当日のみの一日限りの開催となります。

トイレと喫煙所

会場周辺には市役所前の公衆トイレと新港地区岸壁近くに仮設トイレが設置されています。花火観覧エリアは全面禁煙で、喫煙は市役所前ロータリー内の指定喫煙所をご利用ください。混雑時には仮設トイレに行列ができることもあるため、早めの利用を心掛けることが大切です。

屋台と出店情報

商店街や岸壁沿いには約50店舗の屋台が並び、焼きそばやたこ焼き、かき氷などの夏の定番グルメから、徳島名物の阿波尾鶏串や鳴門金時スイーツまで多彩なメニューが楽しめます。

人気の観覧スポット

花火観覧に最適な場所は新港地区岸壁の東側にある突堤付近で、打ち上げ船がすぐ目の前に見え、迫力満点の体験ができます。反対側の南側高台は少し距離がありますが、混雑を避けることができる穴場として人気です。どちらも早めに到着することをおすすめします。

まとめ

小松島港まつり花火大会2025は、阿波花火の伝統と海上演出が融合した魅力的なイベントです。無料観覧エリアで気軽に楽しむことができる一方、有料指定席や穴場で快適に過ごすことも可能です。公共交通機関や事前予約制の駐車場を活用し、夏の夜空を彩る光と音の競演をぜひ家族や友人と共に楽しんでください。