菅田将暉、監督デビュー短編『クローバー』発表

俳優や歌手として幅広く活動する菅田将暉が、自身の2ndアルバム『LOVE』に収録される短編映像『クローバー』で映画監督としての第一歩を踏み出すことが決定しました。主演には仲野太賀を据え、約半年かけて構想・企画・演出を行った47分のオリジナル作品となっています。トーク＆特別上映会の詳細も含めて、監督としての新たな挑戦をお伝えします。

作品概要：『クローバー』の魅力

『クローバー』は、アルバムの収録曲「クローバー」（作詞・作曲：石崎ひゅーい）をテーマにし、サラリーマンのヨリトモ（演者：仲野太賀）が贈り物を通じて日常の大切さを再発見する心温まる人間ドラマです。47分間にわたる映像は、楽曲の世界観を余すところなく表現しており、菅田自身が企画から演出まで手掛けた作品となっています。

監督デビューの背景：半年間の構想

菅田は2018年に「クローバー」という楽曲に心を打たれ、映像化のアイデアを温めていました。2019年には具体的な企画が始まり、プロデュースと演出に半年をかけて完成させました。短編であっても「楽曲のメッセージを映像で拡張したい」という強い意志が、47分という作品の長さを生む原動力となりました。

キャストと制作陣：豪華な顔ぶれ

主演は俳優・仲野太賀で、彼の自然体の演技を引き出すために、台詞や動作はエチュード中心で撮影が行われました。監督補佐にはミュージックビデオの演出で知られる山田健人、衣装には親しいスタイリスト・伊賀大介が参加。楽曲を提供した石崎ひゅーいも出演し、菅田の友人たちと共に制作が進められました。

特別上映会の詳細：トークイベントの開催

本作の特別上映会とトークイベントが、2019年7月10日（水）17:45よりTOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催されることが決定しました。上映後には菅田将暉と仲野太賀によるトークセッションが行われ、企画の裏話や撮影のエピソードが語られます。チケットは『LOVE』の初回盤購入者を対象に抽選で販売される予定です。

菅田将暉のコメントと今後の展望

菅田は「数年前に聴いた『クローバー』の世界観に感銘を受け、自分自身を映像に投影したいと考えました。初めての監督作品ですが、多くの人に届いてほしい」と語っています。俳優としてだけでなく、映像作家としても新たな可能性を示した本作は、今後の活動に新しい展開をもたらすきっかけとなりそうです。

まとめ

菅田将暉の監督デビュー短編『クローバー』は、音楽と映像が交錯する47分のオリジナルドラマです。主演の仲野太賀をはじめ、豪華なスタッフとのコラボレーション、7月10日の特別上映会、さらに菅田自身が語る制作秘話など、ファンにとって見逃せないコンテンツが盛りだくさんです。今後の展開にもぜひご期待ください。