GEMN、韓国デビューで世界挑戦スタート

男性ダンスボーカルグループGEMN（ジェムン）が2025年9月1日、韓国・ソウルのCOEXホールで正式に韓国デビューを果たします。日本で磨いたパフォーマンスを武器に、K-POP市場への本格参入を宣言。現地ファンや業界の反応、韓国語レベル、プロモーション内容、そして既存グループとの比較まで、GEMNの挑戦を詳しくご紹介します。

デビュー日とステージの魅力

GEMNは9月1日にデビューシングル「Shine On」を引っ提げ、ソウルのCOEXホールで記念ショーケースを実施します。会場には5,000人を超えるファンが集まり、イントロから始まるシンクロダンスが圧巻のパフォーマンスを展開しました。デビュー曲は日本語、韓国語、英語を融合させたマルチリンガルな構成で、国内外のファンに向けた明確な世界戦略を示しています。

韓国での反応とK-POPの評価

ショーケースが終わった後、韓国の音楽メディアでは「GEMNは新世代のダンス力と歌唱力を兼ね備えている」と評価され、「日本発グループとして申し分ない完成度」と称賛されました。また、Naverのリアルタイム検索でもトレンド入りし、SNS上では「ライブのクオリティがWanna One並」とか「ボーカルの安定感が素晴らしい」といった声が多く寄せられ、K-POPファンの期待を一気に高めています。

韓国語の実力と多言語での挑戦

GEMNのメンバーは数ヶ月前から韓国語レッスンを受けており、ショーケースではほぼ途切れることなく韓国語でMCを務めました。インタビュー中には「친구 여러분, 감동이에요！（皆さん、感動です！）」と流暢に挨拶をし、その発音と表現力が高く評価されています。今後はバラエティやラジオ番組に出演し、語学力を活かして広報活動を行う予定です。

プロモーションの内容

デビューから2週間以内にMnetの「M Countdown」、KBSの「Music Bank」、SBSの「Inkigayo」など、主要音楽番組に続けて出演します。また、ソウル・明洞の大型ビジョンでのCMや、ファンミーティング形式のオンラインライブも同時に行います。さらに、韓国限定のフォトカードやメンバーの手書きメッセージを含むCDを発売し、現地ファンとの接点を強化する施策を積極的に展開しています。

韓国デビューグループとの比較

同時期にデビューした他の海外グループと比較すると、GEMNはダンスの難易度とボーカルレンジの広さで優位に立っています。昨年デビューしたXtraLightはビジュアルを重視していますが、GEMNはライブクオリティを重視したポジションを確立しています。また、TrickSideは若年層向けのポップスタイルを持つ一方で、GEMNは多世代にアピール可能なスタイリッシュな楽曲で差別化を図っています。

まとめ

GEMNの韓国デビューは、日本出身グループとしての本格的なK-POP挑戦という意義と、高い完成度を兼ね備えています。デビュー日からの高評価、韓国語でのMCの成功、緻密なプロモーション、さらには同世代のグループとの差別化戦略は、彼らを次世代のグローバルアイドルへと押し上げる要素となるでしょう。今後の活動にますます期待が高まります。