與那城奨、映画『OUT』で覚醒!JO1から俳優へ
JO1のリーダー・與那城奨が、映画『OUT』で本格俳優デビューを果たした。これまでの柔らかなイメージを覆す“暴走族の特攻隊長”という異色の役柄に挑戦し、演技力と存在感で観客を魅了。共演者との化学反応や本人のコメントから、彼の新たな可能性が浮き彫りになった。
映画『OUT』での初挑戦!與那城奨が演じた役柄の魅力
與那城奨が俳優としてスクリーンに初めて登場した作品は、品川ヒロシ監督による映画『OUT』である。彼が演じたのは暴走族「斬人」の特攻隊長・長嶋圭吾というキャラクターで、木刀を振るう姿が印象的な“バトルジャンキー”。普段の彼とは異なる役柄ながら、筋肉質の体格と鋭い視線で説得力を持たせ、観客に強烈な印象を与えた。本人は「自分とは全く違う役だからこそ、純粋に楽しむことができた」と述べており、演技への没入度が伺える。
JO1メンバーとの強い絆が生み出したリアルな演技
『OUT』には、JO1の大平祥生や金城碧海も出演している。彼らは暴走族「斬人」の主要メンバーとして共演し、撮影現場でも常に一緒に行動していた。與那城は「祥生と碧海とずっと一緒だったので、不安はなかった」と語り、グループで培った信が頼演技にも良い影響を与えた。アクションシーンでは互いにアドバイスを送り合い、事務所の練習場で自主練習を重ねたというエピソードもあり、JO1の絆が映画にリアリティをもたらしていた。
演技の高評価!“バトルジャンキー”役での新たな表現力
與那城の演技は、初めての挑戦とは思えないほど自然で力強いと評価されている。特にクライマックスの一騎打ちシーンでは、敵に追い込まれながらも笑みを浮かべる狂気の演技が話題を呼んだ。「見る者をゾクリとさせる笑顔」と評され、役柄の本質を見事に表現した。また、アクションでは高校時代のボクシング経験を活かすことを考えていたが、木刀を使用する役だったため「全く経験を活かすことなく終わりました」とユーモアを交えたコメントが印象的である。
與那城奨の演技歴と今後の展望
映画『OUT』は2023年11月17日に公開され、與那城奨の俳優デビュー作として注目を集めた。その前には、2022年にAmazon Prime Videoで配信されたオムニバスドラマ『ショート・プログラム』で主演を務め、等身大の青年役を演じている。また、2023年にはWOWOWの『連続ドラマW フェンス』で連続ドラマ初出演を果たし、米軍基地従業員という複雑な役柄に挑戦。演技の幅を広げながら、着実に俳優としてのキャリアを築いている。
與那城奨の覚悟と演技への思い
與那城は映画に出演することについて「初めてのヤンキー映画で、アクションもあり、今までの自分とは180度違うキャラクターで驚きました」と語っている。撮影を重ねる中で「圭吾になっていけた」と感じ、役への理解が深まった様子が伺える。また、監督とのやりとりでは「筋肉がいいね」「ちょっと中脱いでよ」と言われ、真冬の撮影でジャケット一枚のシーンに挑んだエピソードもあり、俳優としての覚悟と柔軟性が垣間見えるコメントである。
まとめ
JO1のリーダーとしての活躍が光る與那城奨が、映画『OUT』で俳優として新たな道を切り開いた。異色の役柄に挑戦し、共演者との絆や自身の努力によってリアルな演技を披露した。その高評価な演技力と彼のコメントからは、俳優としての可能性が広がっていることが感じられる。今後の出演作にも期待が寄せられ、與那城奨の“覚醒”はまだ始まったばかりである。
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