杉咲花、ジブリ新作『メアリ』で魔女役熱演!
女優・杉咲花さんが、スタジオジブリの精神を受け継ぐスタジオポノックの長編アニメ映画『メアリと魔女の花』で主人公メアリ役の声優に抜擢され、大きな注目を集めています。実写で培った演技力を“声”に込め、魔法の世界を彩るヒロインとして新境地を開拓。その役柄や制作背景、反響を詳しく解説します。
杉咲花が演じる役柄の魅力
杉咲花さんが声を担当するのは、11歳の少女メアリ・スミスです。好奇心旺盛で少し不器用な彼女は、森で発見した不思議な花「夜間飛行」をきっかけに魔法の世界に足を踏み入れます。メアリは一夜限りの魔法の力を得て、魔法学府“エンドア大学”に入学しますが、ひとつの嘘が大事件を引き起こすことになります。杉咲さんは、メアリの繊細な感情や成長を声だけで表現し、物語に深みをもたらしています。
スタジオポノックの新たな挑戦
『メアリと魔女の花』は、スタジオジブリ出身の米林宏昌監督と西村義明プロデューサーが設立したスタジオポノックの初の長編作品です。ジブリ作品の温かさや幻想的な世界観を受け継ぎながら、独自の映像美とテンポの良い展開が特徴です。原作はイギリスの児童文学『The Little Broomstick』で、魔法と冒険が融合したファンタジーとなっています。杉咲さんは米林監督の前作『思い出のマーニー』にも出演しており、信頼関係をもとに再びタッグを組むことになりました。
声優としての新たな一歩
杉咲花さんは過去にもアニメ作品で声優経験を持ち、『思い出のマーニー』では彩香役を演じていますが、主人公としての出演は本作が初めてです。収録中には「声だけで感情を伝える難しさに惹かれた」と語り、何度も台本を読み込み役作りに挑んだとされています。監督からは「彼女の声にはメアリの好奇心と優しさが宿っている」と高く評価され、声優としての新たな可能性を開花させました。
豪華キャストとの共演の魅力
杉咲さんの他にも、神木隆之介さん(ピーター役)、天海祐希さん(マダム・マンブルチューク役)、小日向文世さん(ドクター・デイ役)など、実力派俳優が声優として参加しています。ジブリ作品でもおなじみの神木さんとの再共演はファンの間で話題になり、演技の掛け合いが作品の魅力をさらに引き立てています。俳優陣の声の演技はアニメファンからも高い評価を受けています。
SNSでの反響と評価
公開後、SNSでは「杉咲花の声がメアリにぴったり」「透明感があって感情が伝わる」といった称賛の声が多く投稿されました。一方で「棒読みに感じた」「声優はプロに任せるべき」といった批判もあり、俳優起用への賛否が分かれる結果となりました。しかし、杉咲さんの演技に感動したという意見も多く、作品の世界観にマッチしたキャスティングだったと評価する声も根強く存在します。
まとめ
杉咲花さんが声優を務めた『メアリと魔女の花』は、ジブリの魂を受け継ぐスタジオポノックの意欲作として高い注目を集めています。主人公メアリ役での声の演技は、彼女の新たな魅力を引き出し、アニメファンにも強い印象を残しました。今後の声優活動にも期待が高まる中、杉咲さんの“声の魔法”に引き続き注目です。
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