キングダム最終章、興収22億円突破

『キングダム』シリーズの第四作であり、最終章となる『キングダム 大将軍の帰還』が公開され、初日の4日間で興行収入が22億円を超えるという素晴らしいスタートを切りました。山﨑賢人さんと吉沢亮さんの重厚な共演は話題を呼び、原作ファンも満足できる映像化が実現した本作の魅力を詳しくご紹介します。

公開初日からの興行収入動向

公開初日である7月12日には約3.7億円を記録し、初日から3日間では動員数が106万4,820人、興行収入は16億2,860万円に達し、実写邦画のオープニング記録を更新しました。さらに、公開4日間での興行収入は22億円を突破し、邦画実写の歴代記録に匹敵する大ヒットとなっています。

“最終章”はいつまで上映？

本作はシリーズの最終章として公開され、初日から43日間で興行収入が70億円を超えました。東宝の発表によると、8月23日時点でも全国約500館で上映されており、公式な終了日は発表されていませんが、夏休みの興行成績が好調であることから、ロングラン上映が期待されています。

山﨑賢人さんと吉沢亮さんの共演舞台挨拶

9月15日に東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた大ヒット御礼の舞台挨拶では、山﨑賢人さんと吉沢亮さんが登壇しました。お二人は「原作へのリスペクトを大切に演じた」と語り、過酷なロケを乗り越えた仲間意識が芽生えたと話し、ファンとの交流を楽しみました。共演シーンに対する思いも語られ、盛り上がりを見せました。

実写化への評価と批評家コメント

映画.comのコラムでは「シリーズ最高傑作」として評価され、迫力ある戦闘シーンや緻密な演出に感心したという声が多くありました。批評家の細野真宏氏も「原作ファンも納得の完成度」と述べており、SNS上でも「これぞキングダム」「最終章としてこれ以上ない締めくくり」といった賞賛の声が多く寄せられ、全体的に高評価となっています。

原作との違いとオリジナル演出

原作漫画の16巻までを基にしつつ、新キャラクターの過去エピソードや王騎将軍の秘話をオリジナルシーンとして挿入しています。映像表現においては、蒙武や摎（演：新木優子さん）のドラマ性が深掘りされ、原作の世界観を損なうことなく新しさを加えています。原作ファンからも「リスペクトを感じる変更」と好評を得ています。

まとめ

『キングダム 大将軍の帰還』は公開初日から22億円を突破する大ヒットを記録し、山﨑賢人さんと吉沢亮さんの共演、さらには実写化のクオリティの高さが改めて証明されました。最終章としての集大成を飾る本作は、現在も公開中でさらなる興行記録の更新が期待されます。劇場でその熱量をぜひ体感してください。