Mr.Children “miss you” 2024 アリーナツアー総括

2024年7月から11月にかけて全国6か所で開催されたMr.Childrenのアリーナツアー「miss you」は、新曲を中心に構成され、ファンを熱くさせました。97年以降の名曲が並ぶセットリストや豪華な演出が注目を浴び、各地で満員の盛況を見せました。本記事では、ツアーの概要、セットリストの特徴、会場ごとのハイライト、SNSでの反響について詳しくお伝えします。

ツアー概要と全国6か所の公演スケジュール

「miss you」アリーナツアーは、2024年7月6日の横浜アリーナ公演をスタートに、7月12日に大阪城ホール（大阪）、7月19日にポートメッセなごや（愛知）、9月14日にさいたまスーパーアリーナ（埼玉）、10月4日にエコパアリーナ（静岡）、11月8日に東京ガーデンシアター（東京）の全6会場で12公演が行われました。各公演のチケットは瞬時に完売し、延べ動員数は約20万人を超え、昨年の35周年記念ツアーに次ぐ規模となりました。

定番と新曲を融合したセットリスト全貌

ツアーのセットリストは、「I MISS YOU」をオープニングに配置し、続けて「REM」「アンダーシャツ」「Everything (It’s you)」などのファンに愛される楽曲が披露されました。中盤では「靴ひも」「Fifty’s map ～おとなの地図～」「青いリンゴ」「つよがり」を続けて演奏し、後半では「Are you sleeping well without me?」「LOST」「Art=神の見えざる手」「雨の日のパレード」「血の管」でクライマックスを盛り上げました。アンコールでは「Sign」「終わりなき旅」が披露され、全14曲を約2時間30分で歌い上げる構成となりました。

横浜アリーナ公演の演出ハイライト

7月6日の初日、横浜アリーナでは、ステージの両端に大型LEDスクリーンが設置され、曲ごとのCG映像が連動しました。オープニングの「叫び 祈り ～Sakebi Inori～」では、ステージの後方に浮かぶ蜃気楼のような映像が流れ、幻想的な雰囲気を醸し出しました。続く「I MISS YOU」では観客のペンライトが揺れ、「REM」では会場全体が青い光に包まれ、一体感が最高に達しました。特に「雨の日のパレード」では、レインマシンを用いて楽曲に合わせた雨の演出が観客を魅了しました。

大阪・名古屋・埼玉公演の見どころ

大阪城ホール（7月12日）では、バンドメンバー全員が黒を基調とした衣装で統一され、「Everything (It’s you)」ではメンバーそれぞれがソロパートを演奏しました。観客席には紙吹雪が舞い、「靴ひも」ではファンがペンライトを振りながら合唱しました。名古屋ポートメッセ（7月19日）では、ステージ中央に360度回転する円形ステージが設けられ、「青いリンゴ」の間奏でバンドが観客を囲む演出が話題となりました。さいたまスーパーアリーナ（9月14日）では、観客が手拍子で「つよがり」を歌い上げ、観客とバンドが一体となる瞬間が生まれました。

静岡・東京公演とファイナル演出

エコパアリーナ（10月4日）では、日中からのオールスタンディング公演が行われ、「LOST」のイントロで観客が一斉に立ち上がる光景が圧巻でした。また、「Art=神の見えざる手」ではレーザー光線を駆使し、観客の視覚を楽しませました。最終公演の東京ガーデンシアター（11月8日）では、バンドメンバーがステージ後方から姿を現し、オープニング曲「I MISS YOU」が流れた瞬間、観客からは大歓声が上がりました。アンコールで披露された「終わりなき旅」では、会場全体が合唱し、多くのファンが感動の涙を流すシーンがSNSで話題になりました。

SNSでの反響—ファンの歓喜と口コミ

公演ごとにTwitterでは「#MrChildren」「#missyouツアー」がトレンド入りし、「初日から神演出」「セトリ神すぎる」といった喜びの声が多数投稿されました。Instagramでは横浜公演の雨の演出の写真が10万回再生を超え、「あの雨には鳥肌が立った」というコメントが続出しました。YouTubeには「Tokyo Garden Theater 最終演出集」のハイライト動画がアップされ、再生数は50万回を超えました。ファンからは「今年最高のライブ」「来年も絶対参戦したい」との熱い声が寄せられましたが、一方で「静岡の音響がいまいち」「名古屋の回転ステージが怖かった」といった運営面の細かい意見も見受けられ、様々な議論が巻き起こりました。

まとめ

Mr.Children「miss you」アリーナツアー2024は、全国6か所12公演で約20万人を動員し、華やかな演出と熟練のパフォーマンスでファンを魅了しました。セットリストは新旧楽曲をバランスよく組み合わせ、各会場で異なる演出を展開しました。SNSでは絶賛の声が飛び交い、ツアーの成功を実証しました。来年の全国ドームツアーの開催も期待される中、Mr.Childrenの進化は止まりそうにありません。最新情報は公式サイトで随時確認しましょう。