コブクロ地球の続きを酷評！3つの理由

大阪万博のテーマソングとして発表されたコブクロの「この地球の続きを」ですが、いまだにSNSや音楽ファンの間で「なぜダサいのか」という批判が根強く残っています。本記事では、歌詞・メロディ・アレンジの３つの観点から徹底分析し、なぜ多くの人に“響かない”と感じられているのかを詳しく解説します。

理由の一つ: 歌詞の不均衡な構成

「この地球の続きを」の歌詞は、未来への希望や地球への愛をテーマにしているものの、全体的に抽象的で、具体的な描写とのバランスが欠けています。たとえば、「青い海を越え　夢を見る」という表現は美しい反面、具体性に乏しく、聴き手が感情を共鳴させるのが難しいとの意見があります。また、サビの繰り返しが多く、言葉の影響力を薄めてしまい、聴くうちに「何を伝えたいのかが不明確」と感じられる構造になっています。

理由の二つ: 平凡なメロディの流れ

ファンがコブクロらしいハーモニーを期待していたものの、楽曲全体のメロディは意外にもオーソドックスで、大阪万博という大きなイベントに求められる壮大さや新鮮さには欠けるとの批評が目立ちます。特にサビ部分は予測可能なコード進行とワンパターンのメロディ上昇を繰り返しており、「心を揺さぶる瞬間が少ない」という印象が強くなっています。過去の名曲と比べると、その影響力には乏しく、初めて聴く際の印象に残りづらいことが“ダサさ”を感じさせる要因となっています。

理由の三つ: 時代感とのズレとアレンジの特徴の欠如

2025年の音楽シーンでは、シンセサイザーやラップ、エレクトロポップの要素を取り入れた楽曲が多く、若い世代に支持されています。しかし「この地球の続きを」はアコースティックギターとストリングスを中心にした保守的なアレンジであり、いわゆる“王道すぎる”J-POPの枠を超えていません。そのため、現在の音楽シーンにおける新しさや斬新さが感じられず、「万博という未来志向のイベントには不似合い」と評価されることが多いのです。

まとめ

「この地球の続きを」がダサいとされる理由は、主に①歌詞の曖昧さによる感情移入の困難さ、②平凡なメロディラインによる印象の薄さ、③現代の音楽トレンドとの不一致から生じる個性の欠如、の三つに分けられます。大阪万博という国際的なイベントのテーマソングに求められる新しさや壮大さ、明確さが不足していることが、批判を招く要因となっていると考えられます。