ドラマ『19番目のカルテ』第2話「ヒーローも、怪獣も」について

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ドラマ『19番目のカルテ』第2話「ヒーローも、怪獣も」について

あらすじ

魚虎総合病院に、先天性心疾患を抱える少年・岡崎咲(演:黒川晏慈)が救急搬送される。14年間主治医を務めた有松しおり(木村佳乃)が懸命に処置するも、咲は命を落とす。だが総合診療医・徳重晃(松本潤)が心配したのは付き添いの兄・拓(杉田雷麟)。高校を退学し、弟のために家族を支えてきた拓の「弟が死んだときホッとした」という告白に、徳重はこう語りかける。「君はヒーローでも怪獣でもない。岡崎拓という人間なんだ」と。その言葉は、苦悩に押しつぶされそうな拓の心に届く。社会問題にもなっているヤングケアラーの重みを描いた第2話は観る者の胸を締めつけた。

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ゲスト出演者紹介

 

以下、主要なゲスト出演者3名をふりがな・生年月日・役どころでご紹介します。

・黒川晏慈(くろかわ あんじ/2008年生まれ)
役どころ:心臓に先天性の病気を抱える少年・岡崎咲。14年間、小児科医・有松に診られてきたが、急変で死亡する悲運の存在。

・杉田雷麟(すぎた らいりん/2007年生まれ)
役どころ:咲の兄・岡崎拓。弟の看病に心身共に疲弊し、高校中退。弟の死への罪悪感と安堵の狭間で苦しむ17歳のヤングケアラー。

・藤井隆(ふじい たかし/1972年10月2日生まれ)
役どころ:医療ソーシャルワーカー・刈谷晋一役としてサプライズ登場。“人に頼ることが難しい現代で、笑顔で「動きます」と言ってくれる心強い存在”。

なお、黒川晏慈さんと杉田雷麟さんの生年月日は公表情報に乏しいため、生年は推定または確認が必要です。

視聴率

 

ビデオリサーチ調べ(関東地区)、第2話の平均視聴率は世帯11.6%、個人7.1%で、初回(世帯11.4%・個人7.0%)をわずかに上回る好発進でした。連ドラの2話目としては好調な数字といえます。

25歳・独身女性の感想

 

会社で同僚や友人への“弱みを見せられない自分”にずっと疲れてきた私。この第2話を見て、拓君の「弟が死んだときホッとした」という、誰にも話せなかった正直な感情が胸を打ちました。誰にも頼れず「大丈夫」と笑ってきた日々に、自分を重ねてシンクロして泣いてしまいました。でも、「君は岡崎拓──ヒーローでも怪獣でもない、自分をまるごと受け入れていいんだ」という徳重先生の言葉は、まるで私に語りかけてくれているように響きました。

医師としてだけでなく、人として人の“本音”に耳を傾ける総合診療医という職業の温かさに、心が震えました。家族に押しつけられた役割を抱え、心が壊れそうな拓君の姿に胸が苦しくなったのに、徳重先生の一言で拓君が立ち上がれたように、私も「私でいいんだ」とすっと救われた気持ちに。見終わったあとは涙と共に、自分も誰かの“本当の声”に気づける人になりたいと思えた夜でした。

まとめ

 

第2話は、弟の死をきっかけに苦しむ兄・拓の“誰にも言えなかった本音”を描き、視聴者の心に深く響いた。視聴率も初回を上回り11.6%の好調キープ。繊細な演技の杉田雷麟さん、悲しみを抱える木村佳乃さん、そしてサプライズ出演の藤井隆さんが味を添えた。徳重医師(松本潤)の「君は君でいいんだ」という普遍的な優しさが、ドラマの軸を強く支えている。次回も必見です。

 

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