松田元太主演『東京タワー』14.9%の衝撃
2024年4月、松田元太が主役を務めたテレビ朝日系ドラマ『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』は、アイドルから俳優への飛躍を象徴する作品となりました。注目すべき視聴率は、平均14.9%、最終回で18.1%を記録し、同枠での健闘ぶりを示しています。ここでは、全話の視聴率推移や同クールの他ドラマとの比較、さらには配信限定作『ビリオン×スクール』の動向について詳しく解説します。
『東京タワー』全話視聴率の概要
『東京タワー』は全11話で構成され、平均視聴率は14.9%を達成しました。初回は14.2%でスタートし、続く第2話で15.6%、第4話では16.0%と、安定した視聴率を維持しました。中盤は12.9%から15.4%の範囲で安定しており、最終話では18.1%という大台を突破し、視聴者の心を掴みました。
同クールの他ドラマとの視聴率比較
2024年4月から6月に放送された他のドラマに目を向けると、『のだめカンタービレ』が18.8%(月9、上野樹里主演)、『プロポーズ大作戦』が17.4%を記録しています。一方、『東京タワー』はゴールデン枠としてはやや低めですが、家族ドラマの深みとアイドル起用の新鮮さで14%台を維持し、同時間帯の他局平均(約12%)を上回る結果となっています。
月9ドラマにおける歴代ランキング
歴代の月9ドラマを視聴率で見ると、トップは『HERO』の34.3%、最低は『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』の5.3%です。『東京タワー』は14.9%で中位に位置し、『サプリ』(14.3%)や『ファースト・キス』(14.2%)と同程度の数字を記録しています。月9の平均水準と比較しても、十分に健闘していると言えます。
配信限定『ビリオン×スクール』の視聴動向
FODで配信されている『ビリオン×スクール』は、具体的な視聴率は発表されていないものの、初週のPVは20万再生を突破しました。SNSでも大きな反響があり、「松田元太の新境地」として注目を集めています。視聴者アンケートの結果では、満足度80%を超える高評価を記録し、配信作品としての成功を収めました。
アイドル起用による話題性と視聴率の関連
松田元太は、アイドルとしてのファン基盤のみならず、俳優としても高い演技力が評価されています。『東京タワー』の14.9%という視聴率は、特に若年層に響き、20代では18%、30代では16%を記録しました。アイドル起用のドラマは従来低い視聴率が多かった中で、彼の“演技派”としてのイメージが功を奏していることが明らかです。
まとめ
松田元太が主演した『東京タワー』は、平均視聴率14.9%、最終回18.1%という成果を上げ、2024年春ドラマの中でその名を刻みました。月9の歴代ドラマとも比較しても健闘し、配信作『ビリオン×スクール』も高評価を得ています。アイドルから俳優への挑戦が数字で裏付けられた松田元太の今後の演技キャリアには、さらなる期待が寄せられています。
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