松田元太のドラマ出演歴を振り返る

松田元太は、Travis Japanの最年少メンバーとしてダンスや歌の才能を発揮しながら、俳優としても確実にキャリアを築いてきました。彼は2015年に『お兄ちゃん、ガチャ』でドラマデビューを果たし、その後は月曜夜9時枠やWOWOWの連続ドラマ、主演作品まで多様な役柄を演じてきました。本記事では、松田元太のドラマ出演歴を時系列で振り返り、役柄や放送局、放送時期について詳しく解説します。

『お兄ちゃん、ガチャ』（2015年3月1日 日本テレビ）

松田元太の俳優としての第一歩となったこの作品では、第8話において“ネガ”というキャラクターでゲスト出演し、ユーモラスかつ神秘的な存在感を示しました。15歳という若さで、ジャニーズJr.として初めて脚本に基づくドラマに登場したことは大きな話題となり、彼の演技キャリアのスタートを飾りました。

『監察医 朝顔』第2シリーズ（2020年11月2日 フジテレビ）

高視聴率を誇る人気シリーズの第2シーズンにおいて、松田は“佐藤祐樹”役で登場しました。この法医学をテーマにしたヒューマンドラマでは、主人公の家族に関連するキャラクターを演じ、静かな存在感を発揮しながら演技の幅を広げたことが評価されています。

『だから殺せなかった』（2022年1月9日–2月6日 WOWOW）

WOWOWの連続ドラマW枠において、松田は江原陽一郎役としてレギュラー出演しました。このミステリーサスペンスでは、連続殺人事件を巡る緊張感あるストーリーの中で冷静な捜査官を演じ、彼の演技力が際立ちました。

『結婚予定日』（2023年8月4日–9月29日 毎日放送）

このラブコメディでは、大原櫻子と共演し、結城真臣役を演じました。社内恋愛の葛藤やすれ違いをコミカルかつリアルに演じ、主演作としての期待に応えました。共演者とのケミストリーが視聴者から高く評価された作品です。

『ゼイチョー～「払えない」にはワケがある～』（2023年10月14日–12月23日 日本テレビ）

金融犯罪をテーマにしたこの社会派コメディにおいて、松田は増野環役を演じました。軽快な演技と鋭い洞察力が求められる役どころで、新たな挑戦を見事に成功させました。

『東京タワー』（2024年4月20日–6月15日 テレビ朝日）

松田にとって初の主演作であるこの作品では、大原耕二役を務め、原作の感動をリアルに体現しました。その演技は高く評価され、助演男優賞を受賞するなど俳優としての地位を確立しました。短編形式でありながら、人間ドラマの深さをしっかりと描く作品です。

『ビリオン×スクール』（2024年7月5日–9月13日 フジテレビ）

FODオリジナルのストーリー枠で、松田は紺野直斗役を演じました。青春とコメディを融合させたこの作品では、軽快な会話劇に挑戦し、若い視聴者層の拡大に貢献しました。

『アイシー～瞬間記憶捜査・柊班～』最終話（2025年3月25日 フジテレビ）

サスペンスドラマの最終回にて、人見廉役としてカメオ出演しました。瞬間記憶を持つ特殊捜査官として、緊迫感のある演技を披露し、短い出番ながらも強い印象を残しました。

『人事の人見』（2025年4月8日– フジテレビ）

地上波連続ドラマでの初となる単独主演作であり、松田はおバカで純粋な人事部員・人見廉役に挑戦しました。このオフィスコメディは多くの期待を集め、彼の成長を感じさせる作品となっています。

まとめ

松田元太は2015年の『お兄ちゃん、ガチャ』から始まり、月曜夜9時枠の連続ドラマやWOWOWサスペンス、主演のラブコメディ、社会派コメディ、オリジナル配信作品、ゲスト出演に至るまで、多彩な役柄を着実にこなしてきました。彼の演技力と多才さを兼ね備えた軌跡は、今後もますます注目されることでしょう。