デリケートゾーンのかゆみ・痛み
デリケートゾーンのできもの
デリケートゾーンにブツブツしたできものは・・
毛嚢炎(もうのうえん)
性器ヘルペス(せいき)
尖圭コンジローマ(せいけい)
などの可能性もあります。
病院へ行くにはちょっと・・・と、少し様子を見たい方は、デリケートゾーンを清潔にしておくことが大切です。
菌の繁殖をおさえるのも大切ですが、強く洗いすぎると皮膚を傷つけ、常在菌まで洗い流してしまいます。
最近では、デリケートゾーン専用の石鹸なども販売してますので、そういった商品の購入も考えましょう。
毛嚢炎について
デリケートゾーンにポツっとした、できものができることがあります。
このデリケートゾーンのできものにも、さまざまな種類があります。
できもののひとつに、毛嚢炎があります。
どんな特徴があるのでしょうか。
毛嚢炎は、デリケートゾーンの外陰部にできる、できものです。
外陰部は外性器とも言い、生殖器の周辺を指します。
毛嚢炎は毛穴の部分にできる、できものです。毛穴に細菌が入り込むことで、皮膚が炎症することでできます。
脱毛などで、毛包部(毛穴と毛のまわりの部分)に傷がついたときに、黄色ブドウ球菌などの細菌が元に炎症します。
暑い時期の汗・生理やおりものなどで、皮膚が湿った状態が続くときも、毛嚢炎になりやすい環境ですよ。
症状はニキビのような・・・・
赤いプツプツができる・・
皮膚が赤くなる・・
触ると痛い・・
などがあります。
下着でこすれるところにできるため、当たると痛いのですが、毛嚢炎では痛みはありません。
毛嚢炎の初期は、赤いニキビのような状態です。
このような症状は、だいたいの場合は、自然に治ります。
ただし、清潔を保つことを心掛けましょう。
汗をかいたときは、できるだけ拭き取りたいのですが、外出時には難しいですよね。
デリケートゾーンは、毛があるために蒸れやすい場所です。
通気性の良い下着にすることや、何度か下着を取り換えるという方法もありますよ。
汗を拭き取るときも、ゴシゴシこすってはいけませんよ。
ポンポンと優しく汗を吸い取る意識ですね。
また生理用ナプキンは、こまめに交換しましょう。
おりものが多い時期は、おりものシートを利用して、デリケートゾーンに湿気を残さないようにしてもいいですね。
バランスの良い食事を心掛けることや、睡眠不足に注意することも、炎症の解消に効果が期待できますよ。
しかし痛みがひどくなってきた、または治る兆しがないようであれば、病院へ行くことも考えましょう。
抗生物質を処方してもらえる場合や、軟膏を塗るように指導されることもあります。
症状がひどく膿が出るまでになると、切開する場合もあります。
不安を感じるようであれば、専門家に相談してみましょう。
毛嚢炎は痛みも少なく、自然治癒することが多い症状です。
しかし一度できると、繰り返しできることもあります。
それを何度も繰り返していると、皮膚に色素沈着が起きる可能性があります。
毛嚢炎とニキビは似ているところがあります。
ニキビはアクネ菌が原因ですが、毛嚢炎はブドウ球菌が原因でしたよね。
ニキビも指でプチっと潰すと、跡が残ることもあるので、止めておきましょう。
毛嚢炎も同じです。
脱毛には傷をつけないように、気をつけることや、清潔にしておくことが大切です。
デリケートゾーンに多い病気
クラミジアの原因と症状
クラミジアは、クラミジア・トラコマティスという細菌が持っている人と性的接触することで体液を介して感染します。
感染をすれば女性であればおりものが変化をしたり、排尿をするときに違和感を感じる、さらに咽頭炎や扁桃腺炎を引き起こします。
男性の場合は尿道がかゆくなったり排尿時に違和感を感じるといった症状がでます。
ただクラミジアは感染しても無症状であることもあるので、初期の段階では気づきにくいこともあります。
症状が深刻になると不妊の原因になったり、免疫が下がってエイズなど他の性病にも感染しやすくなるので注意が必要です。
対処法としては抗生剤の内服薬を摂取することが有効で、早期発見のほうが治療する期間も少なく完治がしやすいので気になるときは早めの検査をおすすめします。
トリコモナス膣炎の原因と症状
トリコモナス原虫が膣内に寄生して起こる性病がトリコモナス膣炎で、男性の精液などから感染するケースが目立ちます。
この場合、パートナーも同時に感染していることになりますが男性の場合症状が出にくいため、女性によって発覚するケースが多いです。
おりものが増えて色がついたり外陰部がひりひりと痛くなる、という症状が女性に出るため早期の治療をする必要があります。
内服薬を服用して、原虫の駆除を行いますがこの場合は男性も同時に治療を行わないと意味がありません。
お互いに感染させ合ってしまってはなおしても意味がありませんので、トリコモナス膣炎になっているときにはパートナーと一緒に通院して治療を受けるようにしましょう。
萎縮性膣炎の原因と症状
萎縮性膣炎の主な原因は女性ホルモンの減少があります。
女性ホルモンが少なくなると、膣の粘膜の潤いが減り乾燥しやすくなるのがこの疾患の原因です。
萎縮性膣炎の代表的な症状として、膣の乾燥や性交時の痛みそして女性器のかゆみがあります。
萎縮性膣炎の対処法は有効成分である、ビタミンDを摂取するのが良いです。
この成分が粘膜の潤いに効果が期待できます。
日ごろの生活習慣で気をつけると良い点は、睡眠をしっかりととる事です。
規則正しい生活と栄養バランスの取れた食事をするようにします。
かゆみを感じるからといって、強く洗浄するのは悪化させる原因です。
優しく洗浄するように注意をしたり、蒸れないように通気性の良い下着にします。
性器ヘルペスの原因と症状
性器ヘルペスは、ヘルペスウィルスが身体の神経内に潜んでいることで起こる性病です。
セックスによって薄つることが多い事や性器に水泡が出来るためこのように呼ばれていますが、オーラルセックスを行った場合、口唇ヘルペスの患者から移されるケースもあります。
口唇ヘルペスと性器ヘルペスではウィルスの種類が異なりますが、最近では混同される傾向です。
薬は、婦人科や泌尿器科などで抗ウィルス薬を処方してもらうことで改善します。
内服薬と外用剤がありますが、症状が出そうなときに早めに対処しておくと悪化せずに改善させることが可能です。
体力が落ちる時に症状が出るため、体力を落とさないようにすることが性器ヘルペスにならないためには重要となります。
尖圭コンジローマの原因と症状
尖圭コンジローマは、性器の見た目がカリフラワーのようになる性病で、男性が風俗で移されることが多い事でも知られています。
皮膚症状の病変が激しく、不快感を伴うため早期の治療が必要となりますが泌尿器科などで治療を受けることが出来ます。
性器に症状が出るとすぐにわかりますので、泌尿器科などを受診して薬を処方してもらうことで早期改善に向かいます。
尖圭コンジローマの症状が出ているときには、パートナーとの性交渉は控える必要があります。
コンドームを使った性交でも移る可能性は否定できませんので、完治するまでセックスは控えるようにするのが理想的です。
正しく治療を受けることで、症状は改善しますがドラッグストアなどで薬を購入することはできません。
無菌性膣症の原因と症状
無菌性膣症は、膣の自浄作用が低下することにより引き起こされる病気です。
通常は善玉菌が悪玉菌の侵入や繁殖を防いでいますが、免疫力が低下すると自浄作用が弱まり防げなくなります。
風邪などの病気による免疫力の低下の他に、疲労・ストレス・不規則などの生活なども無菌性膣症を引き起こす原因です。
無菌性膣症の症状は、オリモノに色や臭いなどの異常が出るのが一般的です。
また外陰部に痛みを感じたり、不正出血することがあります。
無菌性膣症の対処法としては、膣を洗浄して悪玉菌を洗い流したり錠剤を挿入して殺菌したりします。
内服薬や塗り薬を使うのも無菌性膣症の治療法としては一般的で、医師に相談すれば適切な方法を選んで対処してくれるでしょう。
淋病の原因と症状
淋病は性感染症の一種で、淋菌に感染することで生殖器を中心に炎症が生じる病気です。
原因は感染者との性行為で淋菌に感染することで発病します。
オーラルセックスでも口の粘膜などに感染し口内炎を生じさせることもあります。
症状として男性では感染後2-7日の潜伏期間後、尿道炎を発症し排泄・勃起時に強い痛みが出ます。
また尿道から膿のような分泌物が出てくるのが特色です。
女性の場合は強い痛みはありません。おりものの増加や軽い不正出血がある程度で見過ごされることが多いです。
治療は抗菌薬など処方された薬を飲めば数日で改善効果がでるので、きちんと治療すれば問題ありません。
予防する為には、性的接触時にはコンドームを必ず使用すること、パートナーなど上記の症状が出た場合は、無症状でも直ぐに検査し治療することが必要です。
そして完治するまで性交渉を控えることが大事です。
膣カンジタの原因と症状
膣カンジタの原因はカンジタという真菌が免疫力や常在菌バランスの変化で、普段はカンジタ菌は異常増殖することはありませんが、何らかの原因により体の免疫力が低下すると言われています。
膣カンジタの症状は陰部に強い痒みが生じたり、性交時に陰部に痛みや灼熱感を感じたり出血を伴うこともあるのです。
おりものが白くポロポロとした形状に変化したり、膣内容物がヨーグルトやオカラのような状態に変化します。
膣カンジタの対処法としては症状が軽い場合は経過観察をして自然治癒するか様子を見ることもありますが、強いかゆみなどがある場合は抗真菌薬や膣錠などの治療を行うようになるのです。
その期間は陰部を清潔に、そして下着は通気性のよいものを選びます。
毛嚢炎とは?
毛嚢炎とは、毛根周囲の皮膚の毛嚢(けのう)に炎症が起こる病気です。毛嚢は毛穴の中にあり、毛根を包んでいます。通常、細菌が毛嚢に侵入することで炎症が起こります。毛嚢炎は一般的には軽い症状で治療できますが、重症化すると周囲の組織に感染が広がり、化膿性毛嚢炎となることもあります。
毛嚢炎の原因
毛嚢炎の主な原因は細菌感染です。特に、黄色ブドウ球菌や緑膿菌などの細菌が毛嚢に侵入し、炎症を引き起こします。また、毛嚢周囲の皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まり、摩擦や圧迫なども毛嚢炎の原因となることがあります。さらに、免疫力の低下やストレス、栄養不良なども毛嚢炎のリスクを高める要因となります。
毛嚢炎の症状
毛嚢炎の症状は、赤く腫れたイボのような発疹ができることが一般的です。この発疹は通常、一つの毛穴周辺に現れます。発疹は触れると痛むことがあり、痒みを感じることもあります。また、発疹が破れると膿が出ることもあります。重症化すると、発疹の周囲が赤く腫れ、熱を持つ場合もあります。重症の場合は痛みや腫れが広がり、リンパ節の腫れや発熱も見られることがあります。
毛嚢炎の治療法
毛嚢炎の治療法は、症状の軽い場合は自然治癒が期待されますが、重症化すると医師の診断と適切な治療が必要です。一般的な治療法としては、以下のようなものがあります。
抗生物質の使用
毛嚢炎の原因となる細菌感染を抑えるために、抗生物質が使用されることがあります。抗生物質は、内服薬や外用薬として処方されることがあります。炎症が重症化している場合や化膿している場合は、抗生物質の使用が特に重要となります。
局所的な処置
毛嚢炎の治療には、局所的な処置も行われます。炎症が軽度の場合は、消毒や抗菌軟膏の使用が推奨されます。また、炎症が強い場合や化膿している場合は、外科的な処置が必要となることもあります。これには、穿刺やドレナージ(膿の排出)が含まれます。
予防策
毛嚢炎の予防策としては、以下のようなことが挙げられます。
– 皮膚の清潔を保つこと
– 汗をかいた後や体が汚れた時には、早めに清潔にすること
– 摩擦や圧迫を避けること
– 免疫力を高めるためにバランスの取れた食事を心がけること
– ストレスを軽減するために適度な運動やリラックス法を取り入れること
【まとめ】
毛嚢炎は、毛根周囲の皮膚の毛嚢に炎症が起こる病気です。細菌感染や皮脂の過剰分泌、毛穴の詰まりなどが原因となります。症状は赤く腫れたイボのような発疹が特徴で、痛みやかゆみを伴うことがあります。治療法は抗生物質の使用や局所的な処置が主な方法となります。予防策としては、皮膚の清潔を保つことやストレスを軽減することが重要です。毛嚢炎に悩んでいる方は、早めに医師の診断を受けることをおすすめします。
□■□■□体験談□■□■□
疲れるとできるできもの
なんだか痛いしかゆいし何だろう?と、デリケートゾーンを鏡に映してみたところ、局部のひだに大きなできものが出来ていました。
赤くパンパンに膨らんだ結構大きなできものにビックリしました。痛いのとかゆいのどちらが深刻かというと痛みの方が勝っていました。下着に触れた時、トイレでトイレットパーパーを当てた時に痛くて憂鬱でした。
場所が場所だけに深刻な症状だったら困るけど病院へ行くのも正直恥ずかしいなと思っていました。
一応ネットで調べたらほぼ大丈夫だということでしたが、素人判断も怖いので婦人科検診のついでに診てもらうことにしました。
そのころにはできものがつぶれて、トイレに行ったときおしっこが沁みて新たな痛みを感じていました。
ばい菌が入ったらひどくなるのではと、手持ちの万能傷薬を診察まで塗っていました。
検診当日、できものが出来た旨をつたえて一緒に診察してもらいました。結果、放っておいても大丈夫なものだということで安心しました。
疲れたりして体の抵抗力が落ちるとできるできものということでした。自然に治るとのことでしたが、一応薬をもらいました。
ちなみにせっせと塗っていいた万能傷薬では治らないそうです。
その後もたまに疲れているとデリケートゾーンにできものが出来ることがあります。
その時はすぐに婦人科でもらった薬をぬって潰れる前に治すことができています。
健康状態とリンクするようなので、ある意味健康のバロメーターのようでもあります。
デリケートゾーンのムダ毛
デリケートゾーンへの興味が沸きはじめる中高生の頃。
ついに私にも初体験の日がやってきました。
事前知識は少女漫画で得た程度で、まったくの無知でしたが、どこで知ったのかデリケートゾーンの毛は剃るものだと思い込んでいました。
恐る恐る毛を処理してひと安心。
ツルツルになった肌触りの良いデリケートゾーンに大満足して、これでバッチリだ!と思って本番を迎え、無事に初体験を終わらせました。
そしてしばらくしてトイレに行ったときに、沁みるような痛さで飛び跳ねそうになったんです。
もしかしてカミソリ負けかな?と思いましたが確認してみたところ、どうやらデリケートゾーンに赤いブツブツしたものが出来ていて、それが摩擦などで痛むようでした。
色々調べてみると、毛が生えだす時に皮膚に炎症を起こして赤くなるとかカミソリ負けだとか、肌荒れだとか、原因は様々らしかったです。
剃った直後はあんなに綺麗だったし、なんの痛みもなかったのに不思議です…。
まさかこんなことになろうとは、あの頃の私は思ってもいませんでした。
ヒリヒリした痛みを我慢していたら、次はチクチク痛いような痒いような気がしてきて1週間以上もデリケートゾーンのできものに悩まされ続けました。
しばらくして赤いブツブツも姿を消し、デリケートゾーンに平和が戻りましたがあの痛みと痒みはもう2度と味わいたくありません。
膣と肛門の間が腫れて・・・
デリケートゾーンの悩みはとても人に相談しづらい問題です。
私はある日、膣と肛門の間の部分が腫れて困ったことがあります。
小さなできものは時々出来ることがあったのですが、すぐなくなっていたので気にしていませんでした。
でも今回は2〜3日経つと、良くなるどころかどんどん大きくなって、座ると痛みを感じるほどになってしまいました。
触ると明らかに腫れているし、痛い…。
心配になって色々ネットで調べてみると、はっきりとした答えは出ないものの「バルトリン腺の腫脹」というものらしいとわかりました。
でも、それも治療法は切開することが多いと書いてあってドキッとしました。
痛いのは嫌だなと思いつつも、自然に治るものではなさそうだから、産婦人科に行った方が良さそうだな…と思い、渋々近くの産婦人科を受診。
バルトリン腺が腫れているようですね、と医師よりはっきり言われました。
そしてあっさり、「切開した方が早く治ると思うから切開してもいいですかね?」と言われます。
内診台で足を開いている自分には、はい、という他なく、少し針を刺して膿を取ってもらいました。
痛くてちょっと涙がにじみましたが、思ったよりは短時間で、腫れてた時よりは楽になりました。
その後は順調に治りました。
相談しにくい問題ですが、自己判断せずに受診してよかったと思っています。
デリケートゾーンがかゆい
どんなに清潔にしていても、デリケートゾーンのかゆみに襲われる事があります。
私は、生理中に生理用品に当たっている部分と経血な蒸れてしまいかゆくなってしまいます。
小まめに生理用品を交換するようにはしていますが、一度蒸れてしまうとかゆみはシャワーを浴びるまでは中々治るものではありません。
なので、生理用品を替える以外の対策法を考えなければなりませんでした。
私がかゆみ対策で行った方法は、ウォシュレットを活用する事です。
生理用品を替えるだけでは肌に残った経血を落とす事は出来ません。
小まめに入浴するのも現実的な方法ではないので、ウォシュレットが最も簡単に且つ適当な手段だと思いました。
適度に患部を冷水で洗い流す事で炎症を抑え、かゆみを軽減させる事に成功しました。
かゆみは、冷たいものを当てると改善されると以前皮膚科の先生に言われたので、デリケートゾーンにも活用してみたところ効果は抜群でした。
加えて常に患部を清潔に保つ事で外用薬を使うほどかゆみが悪化せずに済みました。
デリケートゾーンのかゆみを抑えるには清潔にする事と、患部を冷やす事が重要です。
また、かゆみが強くなってしまったらすぐに外用薬を塗ると更に万全な対策になります。
留学中に・・・。
20代の頃、イギリスに留学中の時の話です。デリケートゾーンの物凄い痒みに悩まされました。
洗うのが足りないのかな・・・と凄く一生懸命洗ったりしたのですが、全く改善せず・・・。
留学してすぐイギリス人の彼氏ができて、エッチしてたんで、何か変な病気にかかってたらどうしようと、もう真っ青になり、泣きそうになりました。
悩んでるうちに症状はますます悪化してきました。留学中ですから学校行って勉強しないといけないのに、全く集中できず。
これって、何となく、友達にも言いにくいですし、日本にいても説明に難しい事なのに、母国語じゃない外国でこんな事態になっちゃって、もう本当にどうしよう・・・と本当に泣きたい思いでした。
当時はまだネットで調べる・・・というような事もできなくて、短期留学中でしたので、お医者さんに行く・・・というのもよく分からず、また分かったところで行くのが恥ずかしいし、どうやって説明したらいいのか分からないしで・・・。
それで、先ず、日本人の友達に勇気を振り絞って相談してみました。
そしたら、カンジダじゃない・・・?と言われ。薬局で塗り薬売ってるんじゃない?とアドバイスを受けました。
薬局なら何とか行けるかも・・・。と、カンジダを英語でどう言うのか辞書で調べて、いざ薬局へ。
しかし、探しても探してもカンジダの塗り薬が無い・・・。
もしや、カウンター?(大汗)と思い、またまた勇気を振り絞って、女性の店員さんを探して聞いてみたら、やはりカウンター中でした。
そこから、中?とか外?とか聞かれて、何???中?外?ともう四苦八苦して、よく分からないので中用と外用どっちも買いました。
とっととその場を去りたい!恥ずかしい!という気持ちもあったので。
そして、先ず、外用のから塗ってみたら、何と、数日で症状は軽くなり、一週間も経つと全快しました!
今、考えても、あの時はもう痒くて、辛くて、恥ずかしくて、すべてが冷や汗ものの体験でした。
接客時の辛さ
以前、飲食店で接客業をしていた時に、デリケートゾーンの痒みにかなり悩まされました。
寒くなってくると、店内は暖房が効いていて、かなり暖かくなるんですが、長時間暖かい店内にいると、どうしても蒸れてきてしまい、途端に痒みが始まるんです。
でも、接客の仕事をしている最中に何度もトイレに行く訳には行きませんし、だからといって、立っての接客はかなり辛い事でもありました。
デリケートゾーンに効果のある軟膏などを使うのですが、効果は一時で、すぐにまた痒みが出てくるんです。
こういう悩みは、仲の良い同僚にもなかなか話が出来なくて、かなり困りました。
それでいて、お客様には笑顔で接しないといけないので、それもそれでかなり大変でした。
ある時、お客様の注文を聞いている最中で、かなり痒みが出てきてしまい、顔は笑顔を保つ事が何とか出来たのですが、注文を書くのが困難でした。
何とか注文を書き終えて下がる時には、歩き方が変になっていないかばかり気になってしまいました。
ですが、出来るだけ通気性が高いストッキング等に変えた事と、デリケートゾーンの痒みを予防する軟膏を変えた事で、かなり症状を抑える事が出来ました。
立ち仕事は、足の負担だけではなく、あらゆる面で大変だという事が分かりました。
精神的にもダメージが大きい
女性にとって、デリケートゾーンの悩みは人に話しにくいです。
私自身も妊娠をきっかけに膣カンジタになり、猛烈なかゆみに襲われました。
下着での擦れにもデリケートゾーンが反応して、かゆみだけでなく、蒸れやかぶれの症状まで出てしまいました。
このデリケートゾーンのかゆみですが、もちろん人前では服の上からでも触ることはできませんし、本当に日常生活に支障が出るかゆみです。
外出先でかゆみが我慢できず、薬を塗るためにトイレを探しましたが、なかななか見つからずに苦労しました。
また、かゆみに我慢できず、しゃがみこんでしまい「大丈夫ですか?」と声をかけてもらったものの、デリケートゾーンがかゆいなんて恥ずかしくて言えず、大丈夫なことを伝え、その場を必死で離れてしまうこともありました。
デリケートゾーンがかゆいことで、外出も億劫になり、かなり家で落ち込む状況が続きました。
幸い薬が効き、数週間で症状は治まることができましたが、あの猛烈なかゆみを思い出しただけで辛くなりました。
治った後は再発しないよう、疲れをためないことやストレス発散にはげみました。
また、下着や生理用品等を見直し、通気性の良いものや、自分の肌に合った素材など、質の良いものに買い換えることで、再発防止につなげることができました。
生理後はデリケートゾーンが痒い
お手洗いではウォッシュレットを使ったりお風呂でも清潔に洗っているつもりです。
しかし生理の後は、デリケートゾーンが痒くなることがあります。
ホルモンバランスが崩れてきている年齢だからか、最近は痒みだけではなく赤みがでたりかぶれてしまうこともあり病院を受診して治療したい場所ではないのでどのように対処するのが一番いいのか困っています。
一日中、下着を着けているので多少の蒸れがあることは仕方がないと思っていましたが生理中にナプキンを当てることでデリケートゾーンが更に蒸れてしまっているのでしょう。
生理終わりの直前ぐらいから急に痒みが出て、お風呂でデリケートゾーンを洗ったりウォッシュレットを使うと痛痒さを感じることがあります。
鏡で確認するとデリメートゾーンが少しかぶれ部分的に赤みが出ていました。
下着を着けない訳にはいかないのでデリケートゾーンに使える痒み止めを購入し、痒みや赤み、かぶれが出たときにはその部分にだけデリケートゾーン用の痒み止めを使って少しでも早く治すようにしています。
今のところ市販の痒み止めでも効果が出ているので問題ないんです。
もっと頻繁にデリケートゾーンの痒みや赤み、かぶれが発症するようになったら病院を受診し治療したほうがいいのか心配になります。
もっと肌に優しい生理用のナプキンも痒みや赤み、かぶれ予防のために探してみようか検討しています。
アソコのかゆみ
社会人1年目の時に、かゆみにおそわれました。
股のパンツのゴムのあたる周辺に、小さな水泡というかブツブツができました。
当初はあせもだと思っていました。
仕事中は気を張っているせいか、かゆくなかったのですが、帰宅すると無性にかゆくて大変でした。
冬だと厚着するので余計にかゆくなりました。
場所が場所だけに母親にも隠してオロナインを塗っていました。
しかしとうとう、耐えきれなくなって、母親に相談すると、「それはあかんわ、これ塗り」と言われ、母親の足の水虫の薬を塗るように言われました。
そうしたら、効果てきめんで1ヶ月ほど塗るとウソのように治ってしまいました。
病院に行ったわけではないので、確かではないですが、いんきんたむしだったようです。
母親の話だと、父親は若いとき水虫でいんきんたむしだったそうです。
市販の薬で治ったそうです。
母親は水虫を父親にうつされていまだに薬をぬっていますがかゆみを抑える程度で完治していません。
薬の塗り始めた時に、治ってきたのでケチって少ししか塗らずにいたら治らなくなったそうです。
水虫が薬の耐性をもったのかもしれません。
ともかく、デリケートゾーンは、気が緩んだ時にかゆくなって、電車とか掻くに掻けない場所ではめちゃくちゃ辛かったです。
治ってよかったです。母親にもっと早く相談すべきでした。1年ほど悩んでいました。
繰り返すデリケートゾーンのかゆみ
ストッキングを履くようになった20代のころからデリケートゾーンのかゆみに悩まされてきました。
特に夏や生理の時などは、汗やムレ、ナプキンとの摩擦からデリケートゾーンが赤くかぶれたようになり、もう痒くてたまらなかったです。
仕事をしていても、まさか人前で患部をかくことも出来ないので市販薬でなんとか乗り切る日々。
本当に不快でした。
そんなことを繰り返しているうちに結婚、出産を経験し、今度はただの赤みや痒みではなく、何か白く濁ってポロポロしているカッテージチーズ状のおりものが出るようになりました。
これがもう痒いなんてものじゃありません。
これまで使用していた市販薬を使っても改善されたいので、溜まりかねて婦人科へ。
そこで「腟カンジダ」と診断されました。
最初は「膣カンジダ?怖い病気?」と心配になりましたが、腟内の常在菌であるカンジダという真菌の異常増殖で起こる割とポピュラーな疾患で薬で治ると聞き一安心。
先生には「免疫力が下がったりすると起きやすいよ」と言われました。
産後は自分でも驚くほど体調が悪かったので、納得。
しかしその後も治っては膣カンジダを繰り返し苦痛でした。
そんな時、カンジダに効いたという「コラージュフルフル泡石鹸」という商品をネットで知り試してみることに。
それからは一度も膣カンジダにならず快適な日々です。
カンジダ菌もカビの一種だったんだなと改めて思うと共に、もう二度とかからないといいなと思っています。
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