臓器と内臓の違いとは

悩みごと

 日々の赤ちゃんの成長は、とても楽しみですよね。

それは、お腹の中で育ってくれているときから一緒です。

産院のエコーで見たり、インターネットや雑誌で妊娠の周期を見ながら我が子を想像しながら育てている日々はとても幸せですよね。

人間にとってとても大切な臓器は、お腹の中ではいつから作られているのか、気にならないですか??

実は、受精卵が着床して妊娠が成立した直後から脳や神経、骨や内蔵などの部分の原形を作り始めているんです。

似たような言葉で、臓器と内臓がありますがその違いは、臓器は器官とほぼ同じ意味で使われます。

特有の機能に得化した細胞や組織の集合体のことです。

内臓は、臓器の中でも、腹部(おなか)にある臓器のことをさします。

なので、脳、心臓、肺は臓器ですが、通常、内臓とは言いません。集合体としての皮膚も、臓器と言って間違いではないです。

細胞、組織、器官(臓器)といった身体の構成体で、人間は出来ています。。

妊娠4~6週での赤ちゃん

ほとんどのママが妊娠に気が付いていないタイミングのん、妊娠4~6週くらいで、すでに小さな心臓が動き始めていて、脳の神経もおよそ80パーセントくらいが出来上がっていると言われています。

目や指などの機能も少しずつ発達し始めます。

この時期にビタミンB21葉酸が足りていないとしっかりした中枢神経が形成されずに次の過程へと成長が進んでしまうため、妊娠前の母体の栄養状況はとても大切になります。

妊娠7週頃(2か月)での赤ちゃん

 この頃になると、ママも妊娠に気がつく人が多くなります。

赤ちゃんは、心臓の鼓動をスタートするタイミングです。

まだ、ほんのわずかな違いですが、男女の生殖器の違いも始まります。

妊娠8~11週(3カ月)での赤ちゃん
 
 目や耳、口と言った器官の構造が整いはじめて、心臓がほぼ100%完成します。

さらに腎臓も働きはじめて、飲み込んだ用水をおしっことして排出するようになってきます。

妊娠12~15週(4カ月)での赤ちゃん
 
 胃や腎臓などの内臓、手足などの身体の各器官もある程度完成して、骨や筋肉の基礎が出来上がってきます。

妊娠16~19週(5カ月)での赤ちゃん

 脳や体の神経は発達して、自分の意志で体を動かせるようになります。

骨も丈夫になり、筋肉や皮下脂肪もつき始めて、皮膚もふっくらした厚みが出てきます。

妊娠20~23週(6カ月)での赤ちゃん

 さらに骨や筋肉が発達して、羊水の中で赤ちゃんは元気に動き回るようになります。

耳の機能も働き、ママの血管を流れる血液音を聞いていると言われます。

肺や口を動かす口呼吸の練習もはじまります。

妊娠24~27週(7カ月)での赤ちゃん

 鼻の穴、まぶたができて人間らしい顔つきになってきます。

聴覚や視覚も発達し、音や光を感じることが出来ます。

音に反応するので、大きな音や強い光にびっくりしたような反応を見せることもあります。

全身の動きもコントロールできるようになるまで筋肉が発達しています。

妊娠28~31週(8カ月)での赤ちゃん
 
心臓や腎臓など生きていくための必要な器官や脳などの中枢神経はほぼ完成します。

この頃には性器がはっきり見えることもあり、性別の確認もできるようになります。

妊娠32~35週(9カ月)での赤ちゃん

皮下脂肪が増えることでふっくらとした感じになります。

肌もハリが出てピンク色になって、髪の毛が生え、外見は新生児と同じにようになります。

妊娠36~39週(10カ月)での赤ちゃん

 脳や神経系統が発達し、生まれてすぐに肺呼吸をしたり、母乳を吸ったり、おしっこやうんちをする準備も万端に。

胎盤を通して感染に対する免疫もついてきます。
 
まとめ

 お腹の中で、赤ちゃんはパパやママたちに会うためにめざましい成長を遂げています。

「いま私の赤ちゃんってこんな感じなんだ」と実感すると、より愛おしい気持ちになりますよね。

生命の不思議を感じながら赤ちゃんの成長を楽しみましょう。

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