我が子は乱暴者なの?おもちゃを投げる一歳児にお困りのママへ

悩みごと

我が子は乱暴者なの?おもちゃを投げる一歳児にお困りのママへ

すやすやと寝ているだけだった赤ちゃんも、だいたいの子が1歳を過ぎるとよちよちと歩き出します。

ふと気が付くと昨日できなかったことが今日いきなりできるようになっているなんてこともあるくらい、この頃は可愛い我が子の成長を強く感じられる時期です。

それと同時に身の回りの物への興味も強くなってくるので、ママとパパは我が子にたくさんの物に触れてほしい!

たくさんの刺激を与えたい!そう思って色々なおもちゃを与えちゃいますよね。

ですが子供は正しい使い方などお構いなしに好きなことをして遊びます。

舐めてみたり、握ってみたり、落としてみたり・・・。

中でもママたちを悩ませるのが、おもちゃを投げる!ですよね。

投げてほしくないものほど投げるし、そこに投げるのはやめて!と思うところにこそ投げる・・・

あれ、まさか、ママを困らせたいと思ってわざとやってる?なんて思ったりしませんか。

このままだと外でお友達にケガをさせちゃうかも・・・。

まだ言葉を理解していない1歳児に「おもちゃを投げてはダメよ」と叱ったほうが良いのかな・・・。

「このままだと乱暴な子供に育ってしまうのでは・・・」と、本気で悩んでしまうママ達も少なくないと思います。

もうどうしたらいいの!何かいい方法があったら教えてよ!

そんなお手上げなママ達へ対応策を教えましょう。

1.声掛けを工夫してみる

この頃はまだ1歳とは言え、だんだんと大人の言っていることが理解できるようになってくるものです。

言葉を理解すると言うよりは、ママの表情や声のトーンで感情が伝わっているという方が正しいかもしれません。

「ダメ!」を優しい言い方に置き換えて子供にお話しできると良いですよね。

例えば「ブロックさん、投げられたら悲しいよ。」

「ぶつかったら痛い痛いだよ。やめてね。」と少し悲しい表情で伝えてみてください。

あれ、ママいつものニコニコの表情じゃないぞと、きっと子供は気づくでしょう。

もちろん一度の声かけで伝わることは難しいと思います。

明日にはまた同じことをするかもしれません。

中にはママの渾身の悲しい演技が一度や二度では伝わらず、にっこりと笑顔を返してくる強者もいるでしょう。

でも、子供が再びおもちゃを投げた日には、ママもまた同じように伝えれば良いのです。

大丈夫ですよ、この優しい声かけが必ず子供の中に少しずつ蓄積されていきますから。

なので「ダメ!」と強く叱る必要はないかもしれませんね。

2.遊び方をみせる

もし時間に余裕があるなら、ママがおもちゃの正しい使い方をして一緒に遊んであげてみるのはどうでしょう。

子供は本当に真似っこが得意!

この頃は人がやっていることや持っている物に強く興味をもつ時期なので、ママやパパがおもちゃで楽しそうに遊んでいる姿を見せると、なあにそれ楽しそう!と思って一緒にやろうとしてくれますよ。

ここでもポイントは、ママたちの演技力です。

いかにママが楽しんで遊んでいるかを見せるのがとても重要です。

誰も見ていませんよ!ここは渾身の演技でお願いしますね。

また、児童館などの子供が集まる場所で、様々な年齢・月齢のお友達が遊ぶ姿を見せてみるのも良いかもしれませんね。

そこにいる大人やお友達が「投げる」以外の遊び方をしているのを見て真似て、それが一度でもできると子供は嬉しくなって何度もやってみようとするものです。

そうやって子供の遊びの幅は広がってゆくのだと思います。

そしていつの間にかおもちゃを投げることへの興味も薄れていくものですから。

3.気持ちをリセットさせる

でもどんなに声掛けしても、お手本を見せても、やっぱりおもちゃを投げることが楽しくて仕方ない、そんな一歳児さんもいるでしょう。

こりゃもうお手上げです。

そんな時には,投げてしまうおもちゃを一度見えない所に隠してしまいましょう。

子供の興味はコロコロと変わりやすいものです。

何か違うおもちゃを渡してあげて、気持ちを切り替えてあげることが良いかもしれません。

おもちゃを隠した数日後、あるいは数か月経ってから、またそのおもちゃを出してみてください。

案外正しい使い方ができるようになっている、なんてこともありますよ。

子供はほんのわずかな期間でできることがたくさん増えますから。

そして、子供の月齢に合ったおもちゃだと思って与えてみても、本来の遊び方ができる時期は人それぞれ違います。

焦らず見守るのがいいと思いますよ。

4.気持ちを満たしてあげることも必要かも?

もうこの際ですから、満足するまで「投げる」ことをやらせてみましょう。

例えばやわらかいボールを与えてみて「これは投げて遊べるよ!」とママも一緒になって優しく投げちゃいましょう!

(もちろん、周りにぶつからないか、危なくないかを確認してくださいね。)

子供にとっては全ての行為が研究です。

気が済むまでやりたいのです。

ママと一緒にボール投げ楽しかった!

投げることって楽しい!と大満足した子供は、またすぐ他の遊びや他のおもちゃに興味が移っていきます。

何度も言いますが、子供って本当に興味の移り変わりが早いですから。

なにかと手を焼く一歳児。

【まとめ】

おもちゃを投げてしまうこの時期も、きっと気づけばあっという間に過ぎ去るのでしょう。

できれば我が子が可愛くて仕方ない!という愛しい感情だけで毎日子育てしたいものです。

でもママだって子供を四六時中は見守れないですよね。

おもちゃを投げたことを一度でも注意できなかったら、一度でも見逃してしまったら、我が子は乱暴者になっちゃう?なんて思う必要は全くありませんよ。

愛情深く接していることが子供にちゃんと伝わって、いつか理解してくれる日が必ず来ますから。

今度は演技ではなく、心の底から一緒に遊びを楽しめる時期もすぐにやってきますからね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました