機嫌が悪い1歳児にお手上げ!ママたちメンタルやられていませんか?
うちの子、天使かも!と思っていた0歳期もあっという間に過ぎ、1歳を過ぎてついに歩き出した我が子からいよいよ目が離せなくなってきて、育児の大変さが増してきた頃かと思います。
子供の自我も強くなってきて、言葉は出ないにせよ日々何かを訴えて泣く!とにかく泣いて何かを主張してくる!
イヤイヤ期が本格的に始まる2歳は「魔の2歳児」なんて言われるのに対し、1歳児たちはなんと名付けましょうか・・・「小悪魔の1歳児」とでも言いましょうかね。
子供の一挙一動が可愛くてしかたない瞬間と、何をしても機嫌が悪くグズってばかりの時間が1日に何度も交互にやってきて、ジェットコースターのごとくママたちのメンタルを揺さぶります。
そう、まさに小悪魔です。
そんな1歳児の機嫌の良し悪しに振り回されているママたちに、私の経験を交えたアドバイスをお伝えしますね。
【機嫌が悪い原因は?】
自分で歩けるようになったり、立ち上がって手を伸ばせば自分で物が掴めるようにもなってきて、あっちに行きたい!これが欲しい!これを触ってみたい!そういった欲求も子供の中に芽生えている頃です。
その欲求を阻害されると、イヤだと主張して泣きます。
烈火の如く泣き、その後しばらく機嫌が悪いなんてこともしばしば。
そして本当に困ったことに、ダメなことしかしないですよね。
道路を歩きたいとか、危険なものほど触ってみたいとか、高いところに登りたいとか。
もうそんな子供の行動を止めることもしんどくなって、最終手段!抱っこして阻止しようものなら軟体動物か!というくらいに、両手を上げてママの腕からすり抜けようとして嫌がりますよね。
また、個人差もありますが、1歳児はまだおしゃべりが上手にできる子は少ないと思います。
2歳頃にようやっと二語文が出てくる子が多いので、それまでは子供が何を主張しているかなんて、だいたいのことしかわかりませんよね。
なんとなく、お腹すいたのかな?あれが欲しいのかな?こっちに行きたいのかな?
そんなふうに気持ちを汲み取ってはみるものの、正確なことはわかりません!
このように、子供にとって自分の欲求が通らない、主張していることがママに伝わらない、ということが機嫌の悪い原因であることが多いと思います。
【対処法は?】
機嫌が悪い小悪魔1歳児の対処法はあるのでしょうか。
様々な欲求があって、全てに応えてあげることは難しいかもしれませんが、ママの気持ちと時間に余裕があるなら、多少面倒でも気持ちを汲んで見守ってあげることも必要になってくると思います。
子供にとって「ダメ!」が多いと気持ちが満たされず、機嫌が良くない時間が続いてしまいます。
できれば1日の中で、「ダメ」の回数より「いいよ」の回数の方が多いといいですね。
危険なことをしたがったり、ママからすると汚いと思うようなこともしたがります。
それらは全て子供の好奇心が育っているからこその欲求です。
落ち着いて考えると、我が子にそんな好奇心が芽生えてきたのか!と子供の成長を喜びたいところです。
周りに迷惑がかかることや、怪我をしてしまいそうなこと以外は少し見守ってあげる姿勢で過ごしてみませんか。
また、子供が何を欲求しているのか全くわからないこともあるかと思います。
わからないときは仕方がありません。ママにだってわからないこともあります。
そんな時は気持ちを切り替えてあげられるように仕向けてみましょう。
家の中で機嫌が悪く泣いているのなら、一度お散歩に連れて行ってあげるとか、DVDを流してみる、おやつをあげるなど、なんでも良いですので子供が固執して泣いていることから気持ちを逸らしてあげましょう。
【まとめ】
これから2歳にむけて、ますます「イヤイヤ」の主張が強くなってきます。
今はまだまだ「小悪魔」のレベルですよ!
なんて言うとがっかりしちゃうかもしれませんが、どうぞ落ち込まないでください。
段々と言葉も出てくるようになって、何を訴えているのかが理解できるようになってきますよ。
(それはそれで大変なことも増えますが、これからのお楽しみです・・・笑)
最後に私の経験をお話しさせていただきますね。
長男が一歳の時、保育園の帰りに車に乗ることを嫌がって、とても苦労しました。
毎日毎日、帰りはとにかく機嫌が悪かったのです。
でもなぜ車に乗るのを嫌がっているのかは全くわかりませんでした。
こっちも意地になって毎日30分くらい格闘し、なんとかチャイルドシートに縛り付けて大泣きさせながら帰る日々が続きました。
もう本当にお手上げでした。
「帰りたくない!」という主張なのかと思っていました。
そして気づけばあっという間に2歳になり、言葉が増えて少しづつ会話が成り立ってきたころに
「あれを見て帰りたい」
「(裏の)公園に行ってから帰りたい」
「お散歩してから帰りたい」
と主張するようになったのです。
・・・もしかすると、ただただ泣いて車に乗ることを嫌がっていた1歳のあの頃もそんな主張をしたかったのかな。
そう、ふと気づいたのです。
1歳の彼なりに、言葉にはできない欲求を抱えていたんだと思います。
それが伝わらないから、泣く。
泣くことでしか主張できないもどかしさ。
そんなことを思い出して、あの頃はわかってあげられなくてごめんね、と心の中で思ったのです。
帰宅までに時間がかかって今は今で大変なのですが、彼の欲求を少しだけ満たしてあげると機嫌良く帰宅できます。
機嫌良く帰れるなら、それで良し!
なんとか気持ちに寄り添って過ごしてあげたいと思うものです。
大変なこの時期もいつか微笑ましく思い出せるようになります。
あっという間に過ぎて行ってしまう1歳の小悪魔ちゃん達とのはちゃめちゃな毎日を、どうか楽しく過ごせますように。
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