赤ちゃんのフガフガ!これって鼻づまり?おうちでできる対処法。

悩みごと

赤ちゃんのフガフガ!これって鼻づまり?おうちでできる対処法。

赤ちゃんが呼吸の際にフガフガしていると、ただの鼻づまりなのか病気なのかと不安になりますよね。

実はほとんどの赤ちゃんがフガフガします!

これはいったいなぜなのでしょうか。

今回は赤ちゃんのフガフガの原因と、おうちでできる対処法についてご紹介していきます。

【赤ちゃんのフガフガの原因は?】

赤ちゃんがフガフガする原因は鼻づまりであることが大半です。

鼻水が出ていなくても、鼻の奥の方でつまっていることがあります。

赤ちゃんの鼻の穴はとても小さいため、ちょっとしたことで鼻がつまります。

大人が鼻をつまらせているときには口で呼吸をしますが、赤ちゃんは口で呼吸することができません。

鼻がつまっていても鼻で呼吸をするためにフガフガしてしまうのです。

特に新生児~生後2か月の赤ちゃんは鼻の穴が小さい上にだんだんと肉付きもよくなってくるため、フガフガしやすいです。

生後3か月以降になると成長とともに鼻の穴も大きくなってくるので、鼻づまりは少なくなってきます。

また、大人の1分間あたりの呼吸数が12回~18回なのに対して、赤ちゃん(乳児)は30回~40回と大人の倍も呼吸をしています。

そのためどうしても鼻づまりの際のフガフガが目立ってしまうというわけです。

ほとんどの場合は単なる鼻づまりであるため、母乳やミルクをしっかり飲むことができていればあまり心配いらないので安心してくださいね。

【おうちでできる!赤ちゃんの鼻づまりの対処方】

赤ちゃんの鼻づまりは、苦しそうなのでなんとかしてあげたい!と思いますよね。

赤ちゃんの鼻がつまってしまったときにおうちでも簡単にできる対処方をご紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね。

・鼻くそがあったら取る

鼻くそがあるとどうしても呼吸がしにくくなってしまうので、鼻くそがあった際には取ってあげましょう。

赤ちゃん用の綿棒などで優しく取ってあげます。

奥の方にあって取りづらい場合には無理には取らず、鼻の出口付近まで出てきたころに行いましょう。

お風呂上りなどは鼻くそがやわらかくなっているので、取りやすいですよ。

毎日のホームケアとしてお風呂上りに行ってあげるのもいいですね。

・鼻水は吸い取る

鼻水がでていてフガフガしている場合には、鼻吸い器などで吸い取ってあげましょう。

赤ちゃんの鼻の粘膜は非常に敏感なので、ちょっとした気温の変化などで鼻水が出やすくなってしまいます。

鼻吸い器の他にも蒸しタオルなどで鼻をあたためてあげるのも効果的です・

鼻水が少なかったり、粘りがあってうまく吸い取れない場合には耳鼻科や小児科といった病院で取り除いてもらいましょう。

・お部屋の湿度を保つ

赤ちゃんは乾燥にとっても弱いです。

乾燥によっても鼻づまりや鼻水といった症状が引き起こされている場合もありますので、お部屋の湿度はしっかり保つようにしましょう。

加湿器があれば一番効果的ですが、洗濯物の部屋干しやお風呂の湯気なども効果的です。

湿度の目安としては夏場であれば45%~60%、冬場であれば55%~65%くらいが最適です。

・お部屋を清潔に保つ

もちろんではありますが、お部屋のホコリなども赤ちゃんの鼻づまりに影響しています。

定期的なお部屋のお掃除や換気なども行うことで、鼻づまりが改善されます。

鼻づまりを予防するためにもお部屋は清潔を保ちましょう。

【もしかして病気かも・・・?病院受診の目安】

赤ちゃんのフガフガは単なる鼻づまりであることが多いのですが、病気である場合もあります。

以下のような症状の場合には病院を受診したほうが良いでしょう。

☑母乳やミルクを飲まない
☑機嫌が悪く、ずっとぐずっている
☑お昼寝を含めて寝ない
☑1週間以上症状が続いている

このような場合には風邪や病気の可能性もあるので、かかりつけの小児科を受診しましょう。

また、早めに受診をした方が良い場合は以下の通りです。

☑母乳やミルクを飲む量が減っている
☑呼吸が荒く、苦しそう
☑のどの下や肋骨のあたりがへこんでいて苦しそう
☑呼吸のたびにゼーゼーと喘鳴がする

上記のような場合には病気の可能性が高いので早めに病院を受診しましょう。

【まとめ】

赤ちゃんのフガフガは、単なる鼻づまりであることが多いので、あまり心配はいらないですが、症状が続くようであれば病院を受診しましょう。

おうちでできる対処法を行っても改善されない場合には病気の可能性もあります。

症状が鼻水だけであれば耳鼻咽喉科、発熱やその他の症状がある場合にはかかりつけの小児科を受診しましょう。

また、病院へ行くべきかどうか迷ったら「#8000」のこども医療でんわ相談に電話をして聞いてみるのもひとつの手です。

利用できる時間は都道府県や自治体によって異なりますが、気軽に小児科医や看護師に相談することができますので、鼻づまりに限らず有効に活用してくださいね。

冬場はとく風邪などの場合も多いので、1日も早く赤ちゃんのフガフガする鼻づまりが改善されると良いですね。

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