赤ちゃんが耳掃除好きってほんと? 耳掃除のメリット、デメリット
今回は赤ちゃんの耳かきについてお話ししたいと思います。
私の息子もちょうど生後2ヶ月で、お風呂に入る時など、誤って耳にお水が入ってしまったりした時に、赤ちゃん用綿棒で耳の中を優しくこちょこちょとする感じで耳掃除をしたりします。中までしっかり掃除するというよりかは、優しく拭き取ってあげるといった感覚に近いです。
とは言っても、赤ちゃんの耳かきってしても良いものなのか?不安になる時もあります。
私の息子くんは耳かきをすると、くすぐったい表情をしたり頭を動かしたり、初めて感じる感覚に驚いているような反応を示します。
それに加えて、目を細めてなんとも気持ちよさそうな表情をするので、気持ちいのかな?耳掃除好きなのかな?と思うこともあります。
そこで、赤ちゃんの耳かきについて調べてみました。
⚫️赤ちゃんは耳垢ができやすい
赤ちゃんは個人差もありますが、新陳代謝が活発なため、耳垢もできやすいと言われています。
また、赤ちゃんはずっとママの羊水内にいたため、耳垢が湿っていたり、臭いを伴っていたりする場合があると言われています。
⚫️大丈夫?「臭い耳垢がでてきた」
赤ちゃんは一日の大半寝ている為、よだれや涙が耳に入ってしまったり、母乳が口からこぼれて耳に入ってしまう事があります。
その場合は、耳周りをガーゼか何かで拭いて清潔にしてあげましょう。
ただし、
・臭いがずっと続いている
・臭いが強い
・膿のようなドロっとした液体がでてくる
という場合には、中耳炎等が疑われるので、耳鼻科を受診してください。
⚫️耳掃除は入り口付近を清潔にするだけで十分
耳には自浄効果というものがあり、耳垢は自然に奥から入口へと移動してくる為、入り口付近にある耳垢を取れば十分です。
それだけで耳を清潔に保つことができます。ですから、入浴後、耳垢が水分を多く含んで柔らかいくなっているうちに、タオルや綿棒などで耳の手前のところだけやさしく拭いてあげましょう。
⚫️ママやパパの耳掃除では耳垢を奥に押し込むこともある
綿棒を耳の奥まで入れすぎると、せっかく入り口付近に出てきていた耳垢を逆に押し込んでしまうことがあるため、注意が必要です。
赤ちゃんは嫌がったりして、なかなか耳掃除をさせてくれないときもあり、泣いたり暴れたりして鼓膜を傷つけてしまう恐れもあります。
⚫️耳掃除はしてはいけないとゆう研究データも
「耳掃除は、小さい頃はしてはいけない!」という研究発表があるようです。
公衆浴場や温泉、ホテルなどのお風呂場には必ず綿棒が置いてあります。
西松屋などの赤ちゃん用品店にも赤ちゃんに優しい綿棒が売られていますが、綿棒で耳垢を取ろうとすると、耳垢は奥に追いやられてしまい、耳垢が奥の方で塊になり取りにくくなるそうです。
またその事が原因で耳垢が邪魔になり、中耳炎の発見が遅くなるケースもあります。
また、耳掃除をすることにより、耳の穴の皮膚に傷をつけてしまい、外耳炎を引き起こす可能性があります。
⚫️耳垢は放っておくと自然に外に出てくる性質がある
耳垢は放っておくと自然に外側に移動してくる性質があります。
お風呂場で水が耳に入っても中耳炎になる事は少ないようで、まずそこを理解することが大切です。
私の場合、日常のお手入れとしては、2週間に一回か1ヶ月に一回、またお風呂で耳に水が入った時に少し耳の表面を綿棒で拭ってあげたり、耳の入り口付近を綿棒でこちょこちょしている程度です。
耳の中の皮膚は手足の皮膚より薄くて、とても弱いので、スプーン状の耳かきや太い綿棒では傷つけてしまうことが多く、その傷からバイ菌などが入りやすくなったり、心配されているように耳垢を奥に押し込んで塊にしてしまったりする可能性があるので、避けた方がよさそうです。
耳掃除はあまり頻繁にしない方がいいと言われていますが、耳垢が入口からみえている時は優しく綿棒で拭ってあげることかいいと思います。
それがだいぶ奥に耳垢があるけど、無理にとろうとすると奥に押し込んでしまう可能性があるので、気をつけるのがいいですね。
⚫️耳掃除のプロに頼む
ご家庭で耳掃除をするリスクをこれだけ挙げられたら、心配される方も多いと思うので、1番安全安心なのは、耳鼻科を受診して耳掃除をしてもらうのがいいと思います。
耳掃除が好きなお子さんはいいですが、嫌なお子さんもいるので、その場合ご家庭で耳掃除をするのは危険かもしれません。その場合なども、迷わず耳鼻してもらうようにしましょう。
まとめ
今回は赤ちゃんの耳掃除について調べてみました。
素人がわからず赤ちゃんの耳掃除をすると、耳垢を余計に奥に押し込んでしまい、中耳炎など悪くなるケースもあるので、心配は方は最初から耳鼻科を受診するのがいいですね。
しかし、生活している中で、よだれや涙、吐き戻したミルクなどが耳に入ってしまうなどした時は、ガーゼや綿棒などて汚れた部分を優しく拭ってあげて、清潔にしてあげる事が1番大切だと思います。
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