お宮参り,お食い初め,一緒
生後1ヶ月前後に赤ちゃんの健康を願うお宮参りと生後100日前後に赤ちゃんが元気に育って食べ物に困らないようにと願うお食い初め。
どちらも両親の願いが込められた伝統的な行事ですよね。
しかし生後1ヶ月頃はママの体調も万全ではないですし里帰り出産の場合は帰宅するスケジュールがあったり季節によっては赤ちゃんと一緒のお出かけが難しかったりと生後1ヶ月でお宮参りをするのはなかなかハードルが高いです。
最近ではパパの仕事のスケジュールなども考慮してお宮参りの時期を後にすることがありますがそうすると次にやってくるのはお食い初めですよね。
こうして生まれて1年間の行事はめまぐるしくやってきます。
そこでついつい考えてしまうのがお宮参りとお食い初めを一緒にやってはだめなのかということですよね。
今回はそのことについてお話していこうと思います。
・お宮参りとお食い初めは一緒にやってOK
結論からいうと、お宮参りとお食い初めは一緒にやって特に問題はありません。
我が家は別々にやりましたが一緒にやってもよかったなと今考えると思いますよ。
お宮参りもお食い初めも「赤ちゃんが健康に育ちますように」という親の願いが込められた行事ですよね。
したがって個人的にはその願いが赤ちゃんにしっかり届いていれば形式的なものは何の意味もないものだと思っています。
そして生後1ヶ月の頃より生後100日すなわち生後3ヶ月頃の方が赤ちゃんもママもどちらも体調が良くてお出かけするにはとても良い時期なんですよね。
したがって難産で産後の肥立ちが悪いママや赤ちゃんが少し小さく生まれてきて体調が心配というママは無理して外出することはありません。
体調が万全になって安心して外出出来るようになったらお宮参りもお食い初めもしましょうね。
・お宮参りとお食い初めを一緒にするメリット
お宮参りとお食い初めを一緒にするメリットは沢山ありますよ。
まずは日程を調整するのが1日で良いということです。
両家の両親など親族を呼んで大々的にやる場合は特に全員の日程調整を行うのが大変ですよね。
こういった場合はお宮参りとお食い初めを一緒にすることで日程調整がしやすく来てもらいたい人全員に参加してもらうことも可能になりますよ。
次に一緒に済ませることで経費削減にも繋がります。
お宮参りを親族とやる時には祈祷を済ませた後に食事会を設けることがあります。
その食事会をお食い初めにしてしまえば1回分の食事代を削減できるのです。
これはとても大きいですよね。
食事代は両家の両親のどちらかが払ってくれたりお祝い金で賄えたりすることもあるかもしれませんが基本的には大体はパパママが催している行事なのでパパママが支払うのが通常です。
料亭で会食をする場合や仕出しを頼む場合でも大体食事代だけで数万円するんですよね。
それが浮くというのはとてもありがたいことですよね。
・お宮参りとお食い初めを一緒にするデメリット
お宮参りとお食い初めを一緒にするデメリットは一番は赤ちゃんの成長記録がない、ということでしょうか。
1歳までは顔も体も成長が著しく、毎日変化していくと言っても過言ではないほどに赤ちゃんの見た目は変わっていきます。
お宮参りもお食い初めも必ず写真を撮ることになると思いますが一緒にしてしまうと生後1ヶ月の頃の写真がないのでちょっと切ない思いをするパパママもいるかもしれません。
・デメリットよりメリットの方が上回る
あくまで個人的な見解ですが私はデメリットよりメリットの方が上回ると思います。
お宮参りとお食い初めの写真が一緒になることで成長の過程が分からなくなるのは確かにデメリットかもしれませんが今の世の中、スマホでいつでもどこでもすぐ写真が撮れる時代です。
私なんてスマホをのぞいてみると日常的な子供の写真でいっぱいです。
比較して、成長の過程を感じて喜びたいのであればスマホをのぞけばいいだけなのです。
きちんとした写真で残したいという方は家族写真だけ生後1ヶ月に撮ることをおすすめしますよ。
私はお宮参りは祈祷せずに神社で写真だけ撮りました。
ただその写真を見返すよりも日常的ないきいきとした表情を見返す方が圧倒的に多いですよ。
お宮参りもお食い初めも大切な思い出の一つですよね。
ひとつひとつ丁寧にきちんとやるご家庭もあれば簡略化して行うご家庭もあります。
どちらも決して間違ってはいませんよ。
両家の両親の意向も加味しつつ自分達のスタイルを作っていけば良いのではないかと思います。
子供の行事も多様化して全然構わないということです。
我が家はどちらかというと簡略化の方です。
全ての行事に両家の両親は参加しなかったのでパパと子供と3人で好き勝手にワイワイして毎回楽しんでします。
何度も言いますがパパママが赤ちゃんの健康を願いそしてその愛情が赤ちゃんに届いていれば問題ないのです。
更には愛情たっぷりで楽しい時間を過ごせれば家族みんなが笑って過ごせる時間を共有できれば形式にこだわるよりも良いことだと思っています。
参考になるかは分かりませんがいろいろ考えて自分達オリジナルのやり方を決めてみて下さいね。
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