抱っこ紐とベビーカー、どっちも赤ちゃんに負担があるって本当?

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お出かけするときにとても便利な抱っこ紐とベビーカー。

毎日使っているというパパママも多いのではないでしょうか。

そんな抱っこ紐とベビーカーは正しい使い方をしていても赤ちゃんの負担になることがあるって知っていましたか?

今回はそんな抱っこ紐とベビーカーの使用で起こる赤ちゃんの負担についてお話していこうと思います。

・ベビーカーでの赤ちゃんの負担

ベビーカーが赤ちゃんの負担になるときの原因としては「振動」があります。

舗装されているコンクリートでも意外と赤ちゃんの乗り心地は悪いと知っていたでしょうか。

ベビーカーには新生児から乗れるA型と首が据わった生後7ヶ月頃から使えるB型があります。

A型は割と重ためで大きいので安定感も抜群です。

それに比べてB型はコンパクトにまとめられる分衝撃が直接伝わりやすくやや乗り心地としては劣ります。

そうするとA型の方が良いような気もしますがA型は重いため持ち運びが不便だというデメリットもあります。

A型B型どちらもメリットデメリットがあるのでそれをふまえた上で購入するか検討した方が良いでしょう。

ちなみに乗り心地が悪いと赤ちゃんが不機嫌になってしまいぐずってしまう原因にもなるので赤ちゃんがベビーカーを嫌がるようであればクッション性に優れたベビーカーに買い換えることを検討した方がよいかもしれませんよ。

ただ、言うのは簡単ですがなかなかすぐに買い換えられるものではないですよね。

B型のベビーカーやクッション性のないベビーカーを使用している方は

・なるべく舗装された道を選ぶ
・土など軟らかい地面のところを歩く
・ベビーカーにバスタオルなどを敷く

など工夫をするとある程度赤ちゃんへの負担も減らすことが出来ますよ。

・抱っこ紐での赤ちゃんの負担

抱っこが大好きな赤ちゃんは多いですよね。

なのでついつい長時間抱っこしてしまうことも多いですよね。

しかし抱っこ紐の長時間の使用も赤ちゃんに負担がかかることを知っておくと良いと思います。

そのため抱っこ紐を使用するのはできれば長くて2時間ほどにしておきましょう。

抱っこ紐は赤ちゃんを拘束してしまうので赤ちゃんにとっては自由に動けずにストレスを感じてしまうことがあります。

また最近では通気性の良い抱っこ紐も売られていますがそれでもパパママに密着しており普段よりも体温が上昇しオムツの中は蒸れやすい状態になっています。

よって、皮膚が弱い子はオムツかぶれを引き起こしてしまったりあせもができてしまったりする子もいます。

更に抱っこ紐で固定するときに同じ部位を長時間圧迫してしまうことで血行不良になってしまうこともあります。

これらを避けるために2時間に1度は抱っこ紐を外し赤ちゃんを介抱してあげると良いですよ。

・抱っこ紐は股関節脱臼にも注意

最近の抱っこ紐の主流は赤ちゃんの足もきちんとM字型に固定するような抱っこ紐ですよね。

赤ちゃんの足はM字型になっていることが普通で無理に足を閉じたり曲げたりの姿勢をとってしまうと股関節脱臼の原因になってしまうことがあります。

またM字型でも長時間空中で足がブラブラしており気がついたら姿勢が崩れてダランと垂れ下がってしまっていたり姿勢が崩れたことで股関節に負荷がかかってしまい脱臼を引き起こしてしまう可能性もなくはありません。

しかし最近の主流の抱っこ紐であれば固定もしっかりしているのであまり恐れる必要はありませんが少し前に流行したスリングタイプの抱っこ紐を使う場合は要注意です。

スリングタイプは赤ちゃんとの密着度も高くお母さんのお腹の中にいる姿勢に近いため赤ちゃんが安心してよく眠ってくれるうえファッション性にも優れておりまた布1枚なのでコンパクトにまとめられてとても便利だということで流行しました。

しかし生後3ヶ月未満の赤ちゃんを横抱きにするスリングの使い方をしていると赤ちゃんの股関節の一方向に負担がかかり先天性股関節脱臼の原因になりうると最近では言われるようになりました。

お兄ちゃんやお姉ちゃんを育てるときに使っていたものを下の子にも使おうと考えている方などがいたらなるべく使用を避けるか横抱きではなくて縦抱きで使用することをお勧めします。

しかし縦抱きは赤ちゃんの首が据わらない状態での使用は赤ちゃんの首に負担がかかってしまうので危険です。

月齢を考慮しながら使用を検討してみて下さいね。

便利なベビーカーも抱っこ紐も長時間使ってよいというものではなさそうです。

どんな道具にも言えることですが説明書にきちんと記載されている注意事項を守りながら正しく安全に使用することをまず大前提に考えましょう。

そしておでかけや旅行の際に忘れてはならないのが「常に赤ちゃんファーストで」ということです。

大人の都合で赤ちゃんを振り回すことがないように赤ちゃんが疲れそうな時は大人もきちんと休息をとりながらおでかけ時間を楽しんで下さいね。

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