赤ちゃん,ハイハイ,しない
赤ちゃんはもう寝返りもできるのにハイハイしない!もうつかまり立ちしてる!どうして?
練習させたほうがいいのかしら?それともほかに原因が?
しら?
など心配しているお母さん、お父さんはいませんでしょうか?
そんな方のために今回は赤ちゃんのハイハイについてお話していこうと思います。
これを読んでいただき参考にしていただければ幸いです。
ハイハイする時期は?
5カ月~6か月ぐらいで早い赤ちゃんはハイハイをはじめ、9か月~10か月ごろにはほとんどの赤ちゃんがハイハイができるとされています。
なので、9か月~10か月検診の際にはハイハイはできるか?つかまり立ちはできるかなどを問診されます。
しかし、やはり個人差があるので9か月~10か月検診のときに指摘されなければハイハイが出来なくても問題はありません。
そしてだいたいの赤ちゃんはハイハイをはじめてから3か月前後でしなくなる子が多いとされています。
しかし、これは目安で個人差があるので1か月そこらでおしまいになってしまう子もいれば6か月ぐらいハイハイをする子もいます。
ハイハイの過程
ハイハイには3種類あり、全ての赤ちゃんがこの順序で行うわけではありませんが
ずりばい→ハイハイ→たかばい
の順で進むとされています。
うちの子はたかばいしなかったなど途中をぬかす子もいます。
しなかったからといって問題はありません。
【ずりばい】
ずりばいというのはほふく前進みたく、腕の力だけで進むハイハイのことを言います。
【ハイハイ】
ひじとひざがついた状態で腕と足を交互に使って進むことを言います。
【たかばい】
ひじとひざが伸びた状態で進むハイハイのことを言います。こ
ハイハイは大切?
ハイハイはあかちゃんにとってなぜ大切なのでしょうか?
それはハイハイをすることで自分の身体の使い方を覚えてどんどん動くために必要なのです。
【ハイハイは身体的成長の過程】
ハイハイは身体が成長していくために大切な行動です。
なぜかというと、ハイハイで足と腕を交互に使って進むということで腕や足の筋肉が鍛えられます。
そして、腕や足だけではなく、上体を起こすために背筋が鍛えられたりしますし。
ハイハイの状態を保つために体幹も鍛えられていきます。
こうやって日々ハイハイをすることで赤ちゃんは寝たきりのときよりもドンドン身体を鍛えて立ち上がり、歩けるようになるための筋肉や体幹を身につけていくのです。
【ハイハイは脳活性化するための過程】
ハイハイは赤ちゃんの脳が色々学んで行くために必要な行動です。
なぜなら、赤ちゃんがハイハイをすることでこけたときの上手なこけ方を学んで考えているからです。
私達大人はこけてしまうときに思わず手が出ますよね?
無意識にやっているこの行動は赤ちゃんのときに学んだ行動のひとつなのです。
赤ちゃんは低姿勢のこのときにこけるときに手をついてこけたら顔が床に当たらないということを学ぶのです。
それは何度もハイハイをする毎日で手を出さないと危ないなということを何度も繰り返し学び、そして今大人になった私たちは無意識のうちにこけたら手がだすことができるのです。
なので、ハイハイというのは赤ちゃんが成長していくために必要な過程とされています。
体験談からのハイハイの大切さ
うちの娘は首がすわり寝返りをうつのも早くハイハイも1か月ぐらいでやめてしまい、すぐにつかまり立ちをして一人で歩くことも出来てしまいました。
私はあまり気にしてはいなかったのですが、周りからはちゃんとハイハイさせなさいとよく言われました。
なぜそのようなことをいうのだろうと思って聞いても、昔から、ハイハイは長くさせときなさいっていうのよって言われ別に早くできることは悪くないかなと思っていました。
しかし、成長し歩けるようになりドンドン走れるようになったときに自分の子どもがよくこけて顔に傷を作るようになっていたのに気が付きました。
よくよく調べたら、ハイハイが短い子はうまくこけれなくて顔に傷を作る子が多いと書いてありました。
その時にもっと周りの人の言葉に耳を傾けてハイハイをもっとさせておいてあげればなと少し後悔してしまいました。
しかしながら、子どもは日々色々学んでいくものでよくこけていくとそのうちこけるのもうまくなり、今ではすぐに手が出て顔に傷をつくらなくなりました。
なので、ハイハイが早くできてすぐに終わってしまうのもあまりよくはないとは思いますが、子どもは学び育っていくのでハイハイのときにこけ方などを学べなくても今後色んな過程で学んでいくでしょう。
しかし、赤ちゃんのときに学んで置けば小さな傷も大きくなって学ぶと大きな傷になってしまう可能性もあるので、もしできるのであればハイハイは長くさせてあげたりするのがいいと思います。
【まとめ】
今回は赤ちゃんがハイハイしないなぜ?というテーマでハイハイの大切さなどを紹介して行きました。
ハイハイするのにも個人差があるので無理にすべてできるようにする必要はありませんが、赤ちゃんがハイハイしやすいように親がハイハイする姿などを見せたり、おもちゃで誘導したりして気を引いたりして気長に待ってみてもいいと思います。
検診時に指摘されない限りではハイハイしないのはその子の個性だと思ってゆっくりと見守ってあげてください。
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