赤ちゃん,飛行機,ぐずり対策
赤ちゃんと飛行機に乗るのって大変ですよね。
いつもと違う雰囲気を敏感に感じ取ってなかなか寝てくれないですし飛行機の離陸時の音などにびっくりしてなかなか泣き止まなかったり。
また長時間のフライトだと飽きてしまって途中で自由になりたくてジタバタしたり。
パパとママは赤ちゃんをあやすことに精一杯でゆっくり休めないこともしばしばですね。
そんな赤ちゃんとの飛行機の旅を少しでも楽な時間にできるように今日は赤ちゃんが飛行機の中でぐずった時の対策についてお話していこうと思います。
・飛行機に乗る前は万全の準備を
赤ちゃんがぐずる原因は様々ですよね。
オムツが汚れた不快感やお腹がすいたときもぐずりますし動きたいのに自由に動けないとき逆に眠いのに眠れないときなどとにかくぐずる原因は沢山です。
少しでもぐずる原因を減らしておくためにまずは飛行機に乗る前に授乳やオムツ交換は必ず済ませて起きましょうね。
不快なものを取り除いてお腹も満たされれば赤ちゃんは自然と眠くなってくれるものです。
離陸直前に眠ってくれればラッキーなのでいつものお昼寝時間やミルクを飲んでから眠るまでの時間などを逆算して授乳をしておくのも一つの手ですよ。
・万全の体制で乗ってもぐずってしまったら
赤ちゃんがぐずらないようにするのに大切なことは赤ちゃんを飽きさせないことと眠れる環境を整えることです。
赤ちゃんを飽きさせない様にするためには赤ちゃんの好きなおもちゃで遊ばせたり興味をひくもので時間を稼ぐことが必要です。
私はいつもおとなしくさせるためにはタブレットなどで動画を見せたりします。
飛行機の中は静かなので音を出すことは出来ませんが子供が興味を引きそうな動きの多い動画を見せたり毎日好きで見ている動画を見せたりしています。
しかし赤ちゃんの集中力は1分といわれています。
残念な事にタブレットだけでは数時間のフライト時間はもちません。
このためおもちゃを持ち歩くことになるのですが音の鳴るおもちゃはもちろんNGなので音の鳴らないおもちゃを持って行きます。
月齢にもよりますが1歳未満の赤ちゃんが興味を持つものというとヒモやリボンなど引っ張れるものやビニールなどカサカサとした触り心地の物だったりします。
そのためこれらが全て一つになった布絵本などを準備しておくと少し時間稼ぎにはなると思いますよ。
また、我が子はおもちゃではなくて普段見慣れない身の回りの物でも遊んでくれます。
例えばおしぼりや割り箸の袋などまたスナックの袋なども面白いようで振ったり握ったりしてしばらく遊んでくれます。
それにも飽きたら次はおやつ攻撃です。
ベビーせんべいやたまごボーロは我が子には必需品でぐずぐずした時にベビーせんべいを与えると食べながらベビーせんべいで遊んでくれるのでこれもとても効果があります。
更に赤ちゃん用のジュースなどを飲めば血糖値も上がり徐々に眠くなるわけです。
このローテションで空の旅を乗り越えます。
・ねむくてグズグズになった時は徐々に眠くなるとグズグズしてくるのは赤ちゃんの性。
立ってあやしたくてもなかなか思うようにできない時があるのが空の旅です。
そんな時はバシネットがあると便利です。
バシネットとはベビーベッドの種類の一つですが大抵の航空会社では無料で貸し出ししています。
必要になりそうな時はあらかじめ準備していてもらえるよう声をかけておくとよいですよ。
赤ちゃんは心地よい揺れに弱いので自然な揺れでゆっくり眠れると思いますよ。
それでもなかなか眠れずぐずってしまうときはシートベルト着用サインが出ていないことを確認して少しの間立って抱っこするのも良いと思いますがそのときのために抱っこ紐をすぐ出せるようにしておくと大変便利です。
ちなみに、JALもANAも抱っこ紐を着用して着席することを許可しています。
パパママがシートベルトをした上から抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこして一緒に座ることができるのです。
こうしておくと変わった環境におかれてもパパママの温もりで安心感を得ることが出来て赤ちゃんもぐっすり眠ることが出来ますし万が一ぐずってしまってもそのまますぐ立ち上がってあやすことも出来るので抱っこ紐を着用しながら座ることもおすすめです。
いずれにしても機内は狭いですし静まりかえった機内の中で肩身の狭い思いになりがちですよね。
昔よりはよくなったと言われてはいますが私としては日本は赤ちゃんを持つパパママへの理解がまだまだ足りなくて冷たい態度を取られることもあります。
そんな社会の風潮はすぐには改善されないためパパママが感じるストレスもすぐにはなくならないでしょう。
育児の経験のない人や若い世代の方にとっては赤ちゃんと一緒に飛行機に乗る大変さが理解できないこともあるかもしれません。
もしくは同じ飛行機に乗っている人の中には子供の声を不快に感じてしまう辛い体験をした人がいるかもしれませんし極度の疲労を感じている人もいるでしょう。
飛行機の中には十人十色、様々な事情を抱えた人がいます。
でも言い換えれば子連れだってそんな多数の中の1人です。
赤ちゃんが泣き、ぐずってしまうことは赤ちゃんの仕事の一つなので当然のことです。
誰1人悪いことはしていないのですが残念ながら全員にそれを理解してもらうことはできません。
しかしそれぞれの事情を考えながら最大限の対処をしてもなおぐずってしまっても堂々と、とまでは言えませんが極度に恐縮しながら乗っていることもないと思います。
飛行機のような特別な空間を他者と共有するためにはある程度強い心も兼ね備えていないといけないといえるかもしれませんね。
パパママにとっても赤ちゃんにとってもそして一緒に乗っている他のみなさんにとっても快適な空の旅になるように祈っています。
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