赤ちゃんのわがままの原因って何?

悩みごと

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生後半年頃までは自分で動くことも出来ないので静かに眠っていてくれてとても可愛らしかった赤ちゃんも徐々にハイハイ、タッチができるようになり歩き始めるといろいろなものに興味を示して目が離せなくなりますよね。

行動範囲が広がると同時に興味が湧く対象が増えるだけでなくあそこまで動きたい、触ってみたい、などの欲求も出てくるようになります。

11ヶ月の我が子はまさにその興味と関心そして自我が発達している最中です。

大人が使っているものに興味を示しそれが届かなかったり、触ることが出来ないとグズグズしたり泣いたりして意思表示するようになりました。

離乳食の時も今までは何でも口にしていたし与えられるがままという感じだったのに今は食べたくないときは決して口を開けませんしおいしいと感じた自分の好みのものはいくらでも食べたりします。

また今一番大変なのはオムツ交換です。

オムツ交換を嫌がって仕方ありません。

交換の最中に移動しようとしたり動き回ったりするので粗相をしてよごしてしまったりなんてこともあります。

これは成長の過程で、子育てあるあるだと言うことは分かるのですがこれからもっと成長するにつれて今の状態が落ち着くどころか悪化していくのかなと考えたりすると、少し不安に感じてしまうことがあります。

また、今後成長し自我がもっと芽生えたときにどのように対処したら良いのかは今の悩みだったりします。

しかし対処するためには何が原因かを特定しなければ解決できませんよね。

そんな私と同じような悩みを抱えたパパママに今回は赤ちゃんのわがままの原因についてお話ししていこうと思います。

我が子の様子を見ていると赤ちゃんの時期のわがままの原因は大きくわけて

① 両親の関心を引きたい
② 自己主張の表れ
の2つだと思われます。

最近多いのは前述したとおり②自己主張の表れです。

ただ①両親の関心を引きたいというのもまだまだ多いですね。

例えば我が子の場合は大人同士が話に夢中になっている時に突然「あーーー!」と大きな声で叫んだりします。

大事な話をしているときはどうしても中断できないので放っておくかなだめるかしていますが自分に注意が向くまで自分も会話に混ざっているかのようにいつまでも大きな声で話しかけてきます。

しかし話を中断して我が子と一緒に遊んだりすることで大きな声をだすことをやめたりまします。

こういったように少しずつ両親に対して

「もっとかまって!」
「こっちを見て」

と甘えることが、生後6ヶ月を過ぎた頃から徐々に出てくるようになりました。

自己主張の表れは

「あそこに行きたい」
「あのおもちゃを触りたい」
「あのおもちゃで遊びたい」

などの自我の芽生えを言います。

赤ちゃんは自分の行動範囲が広がりできることが増えてくると「自分1人でやりたい」などと思うようになってくるようです。

そのため離乳食も1人でつかみ食べをしたりスプーンを持ちたがったりしますよね。

このようにどんどん1人で出来ることを増やして行くためには必要な課程のひとつであることはきっとパパママも理解できると思います。

でも赤ちゃんは危険を察知することはできませんしそのままさせたい放題にすると、家が散らかったり時間がかかったりで、お世話をする方は大変ですよね。

そういった時はしかるのではなくてさせてあげられない理由をきちんと話して納得して貰うのが一番です。

勿論1歳未満の赤ちゃんにそのような説明をしても理解できないとは思いますが理解力が十分でない赤ちゃんでもパパママの声のトーンで空気を読む力は備わっています。

そのため今はダメなんだ、これはいいんだということを自然と覚えていきますよ。

また赤ちゃんも次第に理解力が発達しいつの間にかパパママの言葉を理解するようになってきます。

一貫したしつけができるように、いまのうちからきちんと赤ちゃんに説明する癖を付けておく方があとあとパパママも戸惑うことが少ないと思いますよ。

ただ、大事なことは自己主張とわがままは違うということです。

混在しやすいのですが、今お話ししたことは発達上必要なことでしたよね。

そこをしかってしまったり、やめさせてしまうと成長を妨げてしまうことになります。

たとえば「おやつが食べたい」という訴えは自我の一種ですが「1こだけよ」といって与えたおやつが美味しいので「もっと食べたい」と訴え泣いて暴れるのはわがままです。

赤ちゃんの訴えが自我によるものなのかわがままなのかをきちんとみわけていくことが重要ですよ。

単純な動作しか出来なかった赤ちゃんの扱いは楽だったなと今振り返ってみても思いますが、赤ちゃんは間違いなく1人の人間として、別人格として成長していきます。

いつまでも同じ状態が続くわけではないのだな、と時折立ち止まって育児を考えた時にいつも思い知らされます。

赤ちゃんの成長は嬉しいですが感情が芽生えて動きも出てきて複雑になっていくと関わり方も自然と難しくなってくるのは間違いありません。

その時に何が正しくて何が間違ったコミュニケーションなのかと考え込んでしまうとパパママの心が疲れてしまいます。

一番大切なのは赤ちゃんであっても1人の人間として尊重し、愛情を持って関わることだと思います。

それさえできていれば赤ちゃんは親の愛情を感じてすくすく、素直に育ってくれると思います。

決して自分の感情だけで怒鳴ったりしかりつけたりさえしなければいいのです。

それさえ守れば、パパママの教育は赤ちゃんに伝わりますよ。

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