ドラマ「19番目のカルテ」第4話「誰かと生きるということ」について
【誰かと生きるから見える意味】『19番目のカルテ』第4話「誰かと生きるということ」──すれ違い夫婦の愛が温かさに変わる“命の会話”、視聴率10.3%
あらすじ
安城耕太(浜野謙太)は健康診断で糖尿病と告げられ、妻・早智(倉科カナ)の献身的な支えも空しく、症状は改善しない。早智は苛立ちと心配から主治医・鹿山(清水尋也)に対し不満をぶつける。鹿山は「手間をかけたくない」と診察を他の医師に委ねる中、徳重(松本潤)が提案した「W問診」により、夫婦のすれ違いが浮き彫りになる。耕太が「離れた方がいいかもしれない」と本音を漏らすと、早智は涙を流す。一方で、徳重の言葉を通じて“誰かと生きること”の本質が示される。
ゲスト(紹介)
本エピソードに出演する主なゲストは以下の3名です。
・倉科カナ(くらしな かな)
生年月日:1987年12月23日
役どころ:早智役。夫の病気を支える優しさと強さを持つ妻だが、過度な献身に苛立ちを覚える。
・浜野謙太(はまの けんた)
生年月日:1981年8月19日
役どころ:耕太役。糖尿病の診断を受けながらも、責任感から自分の気持ちを表に出せない夫。
・清水尋也(しみず ひろや)
生年月日:1999年5月30日
役どころ:鹿山役。効率を重視する内科医であり、診療を通じて内面的に成長する。
視聴率
第4話の平均視聴率は、ビデオリサーチ調べ(関東地区)で世帯10.3%、個人6.2%と、前回より0.3ポイント上昇し、好調な結果を維持しています。また、ウィキペディアにも同様の視聴率が記載されています。
25歳・独身女性視点の感想
日々の仕事に追われ、他者のために頑張っている自分に気づかないでいた私。この第4話を観る中で、倉科カナさん演じる早智さんの“苛立ち”が心に響きました。食事の準備や通院の付き添いをするものの、成果が上がらないもどかしさは、私自身の頑張りが空回りしている感情と重なりました。しかし、耕太さんが語った「離れた方がいいかも」という本音が明らかになった瞬間、胸が締め付けられ、同時に深い愛情を感じて涙が止まりませんでした。
徳重先生の言葉、「誰かと生きることで生じるすれ違いもあるが、隣に誰かがいるからこそ感じられるぬくもりもある」が、私の心に強く響きました。夫婦の関係だけでなく、自分の家族や友人、日々周囲にいる人々との絆を大切にしようと感じた夜でした。
このドラマは医療の視点だけでなく、愛をどう伝えるかという問いかけもしてくれます。私はこの作品を「心の処方箋」として、今後も見続けたいと思います。
まとめ
第4話では、夫婦のすれ違いとその解決のための“対話”の重要性が温かく描かれています。「W問診」という新たな診療形態を通じて、夫の本音と妻の思いが少しずつ交わり、“誰かと生きること”の意味が浮かび上がる感動的な展開です。視聴率も10.3%と安定しており、倉科カナさんと浜野謙太さんの素晴らしい演技、そして徳重医師の言葉が視聴者の心に深く残りました。次回も心に響くエピソードであることを期待しています。
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