新宮夜空彩るふれあい花火祭

熊野川のほとりで行われる新宮納涼ふれあいまつりでは、地域の伝統芸能や屋台が賑やかに並び、夜には約2,000発の花火が打ち上げられます。城下町の趣を味わいながら、家族や友人と共に夏の夜を存分に楽しむことができる、魅力あふれるイベントです。

場所はどこ（施設名称・住所・電話番号）

会場は新宮城址公園前広場および新宮港周辺に設けられた特設エリアです。所在地は〒647‑0013 和歌山県新宮市新宮2-1-1（市立図書館の裏手）。祭りの本部やお問い合わせは、新宮市市民協働部文化観光課内の「ふれあいまつり実行委員会」まで、電話0735‑22‑2111（代表）でご連絡いただければと思います。

何月何日？

2025年の開催日は7月26日（土）で、納涼まつりは16時00分から20時00分、花火大会は20時15分から21時00分を予定しています。雨天時は決行し、荒天の場合は中止となりますが、順延はありません。公式サイトで当日の可否が正午までに発表されるため、ぜひご確認ください。川面に映る花火の美しさを存分に味わえる、夏の夜空を彩る特別な一夜です。

金額・予約は？

観覧は無料で、事前の予約は必要ありません。まつり会場の屋台やステージも無料で楽しむことができます。有料の指定席やチケット販売は行われていないため、全て自由観覧エリアです。開始直後から場所取りが始まるため、人気のスポットは午後18時前には満席となることがあります。レジャーシートやアウトドアチェアを持参し、早めに会場に到着することをお勧めします。

混雑状況（空いている時間帯は）

例年、18時00分から21時00分の時間帯に来場者が集中し、熊野川河川敷は約3万人で賑わいます。比較的空いているのは16時00分から17時30分のオープン直後で、屋台やステージイベントをじっくり楽しみながら、打ち上げ場所に近い土手上の観覧ポイントを確保しやすい時間帯です。終了後は河川敷出口付近が混雑するため、21時30分以降の移動がスムーズです。

最寄り駅は？

公共交通を利用する場合、最寄りの駅はJR紀勢本線の「新宮駅」です。駅から会場までは徒歩約10分です。駅から市役所方面へ進み、図書館を左折すると河川敷に到着します。帰りは駅前のロータリーが混雑するため、少し時間をずらして戻るか、タクシー乗り場を利用することでスムーズに移動できます。

駐車場や駐車場の料金は

会場周辺には、市が約300台分の無料駐車場を用意しています（市営図書館裏駐車場など）。利用時間は16時から22時までで、先着順となります。満車の場合は市街地のコインパーキング（30分100円、最大800円前後）が利用可能ですが、打ち上げ時刻前後は満車になることが予想されますので、公共交通機関や乗り合わせでの来場が安全かつ確実です。

営業時間・休業日は

祭りの会場（屋台・ステージ・体験コーナー）は16時00分から21時30分まで開放されます。花火が終了した後も河川敷には21時30分頃まで滞在可能です。このイベントは一日限りの開催であり、祭り前後に休業日はありません。地元の商店街も夕方から深夜まで特別営業を行い、新宮の夜を盛り上げてくれます。

トイレ・喫煙所は？

会場には公衆トイレが3か所（図書館前、城址公園内、港付近）あり、花火観覧エリアには約20基の仮設トイレも設置されています。会場内は全面禁煙ですが、図書館前ロータリーの指定喫煙所（灰皿設置）をご利用いただけます。混雑時には仮設トイレに行列ができることがあるため、早めの利用をお勧めします。

売店・屋台は？（店舗名・電話番号）

商店街通りと河川敷沿いには約60店舗の屋台が出店します。焼きそば、たこ焼き、かき氷などの定番メニューに加え、熊野地鶏串300円、那智黒飴スイーツ400円などの地元グルメも楽しめます。出店に関するお問い合わせは「ふれあいまつり実行委員会」0735‑22‑2111までお願いします。

一番人気の場所は？

打ち上げ土手の中央付近、御塩焼町側の高台エリアが特等席となります。打ち上げ船を目の前に迫力ある花火を楽しむことができるスポットです。混雑を避けたい方には城址公園側の堤防上もおすすめで、打ち上げ地点から少し距離がありますが見晴らしが良く、比較的ゆったりと観覧できます。

まとめ

新宮納涼ふれあいまつりと花火大会2025は、歴史ある祇園祭と共演する約2,000発の花火が夜空を彩ります。屋台や阿波おどり、ステージイベントが融合した賑わいが魅力です。公共交通機関や無料駐車場を活用し、16時から18時の早めの到着を心がけて特等席を確保してください。潮風を感じながら、熊野川のほとりで夏の夜の思い出をたっぷり刻んでいただければと思います。