羽生結弦の「Echoes of Life」全曲セトリ

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羽生結弦の「Echoes of Life」全曲セトリ

羽生結弦によるソロアイスショー「ICE STORY 3rd ‘Echoes of Life’ TOUR」は、生命や存在の意味をテーマにした全15曲からなる140分の壮大なパフォーマンスです。国内の3都市で42,000人を魅了し、ライブビューイングや配信では約50万人が視聴しました。ここでは、この公演のセトリを8つの構成要素に分けて、詳細にお伝えします。

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開演を飾る「First Pulse」と「Circulation」

ショーの幕開けは、Kenji Hiramatsuの「First Pulse」で、氷上に響く低音が生命の鼓動を象徴的に演出します。続いて「First Echo」から「Circulation」(『Wolf Children』より)が流れ、優しいメロディが命の循環を想起させ、観客を物語の世界に引き込みます。映像演出も相まって、第一章の始まりはまさに“生命のこだま”の幕開けです。

SF的な世界観が広がる「Utai IV」と「Mass Destruction: Reload」

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次に披露されるのは「Utai IV: Reawakening」(『Ghost in the Shell』より)。未来都市の静けさを表現し、Kenji Kawaiの和声が氷上を新たな次元へ導きます。続く「Mass Destruction: Reload」(『Persona 3 Reload』より)では、Lotus Juiceのエレクトロビートが炸裂し、技術と生命の対比が強調されるパートとなります。SF的な演出が続く中、観客はその世界に引き込まれていきます。

10分間のメドレー「Piano Collection」の挑戦

第1幕のハイライトは、清塚信也による10分間のPiano Collectionメドレーです。ブラームスの「Ballade in G minor」、バッハの「Prelude and Fugue in C minor」、スカルラッティの「Keyboard sonata in D minor」、ショパンの「Étude Op.25-12 ‘Ocean’」、ショパンの「Étude Op.10-4 ‘Torrent’」の5曲を繋げ、4回転ジャンプやトリプルアクセルなどの過酷な技を披露します。この演技は、競技プログラムの約2倍の長さを誇り、「氷上に響く命の旋律」と称賛されました。

第一部のフィナーレ「Ballade No.1」と「Goliath」

第一部の締めくくりは、ショパンの「Ballade No.1 in G minor」のフル演技です。2018年平昌五輪の勝利プログラムを再現し、観客の興奮を最高潮に引き上げます。さらにMoppySoundの「Goliath」により、重厚なビートが会場を包み、次の章への期待感を高めながら第一幕を終えます。

第二部の幕開け「Aqua no tabiji」

第二部はMoppySoundによるピアノ版「Aqua no tabiji」(水の旅)で始まります。透明感あふれる旋律が氷面を揺らし、静かな水の世界を描き出します。その後、Nosaj Thing×真鍋和の「Eclipse/Blue」が都会的な色合いを加え、命を巡る物語はさらなる深みを持って展開していきます。

物語の鍵「Gate of Steiner」と「Danny Boy」

続いて「Gate of Steiner – Aesthetics on Ice」(『Steins;Gate』より)が登場します。Takeshi AboのSFサウンドを取り入れたピアノ版が、物語の“時空の扉”を象徴します。次にKeith Jarrettの名曲「Danny Boy」をアンビエントに編曲し、遠い故郷への思いと命の儚さをやわらかに表現します。

クライマックス「Hymn of the Soul」とエンディング

終盤は『Persona 3』の「Hymn of the Soul」で神聖なコーラスが響き渡り、観客に命の賛歌を届けます。エンディングクレジット曲では余韻を引き延ばし、“生命のこだま”がいつまでも残るかのような幻想的な締めくくりとなります。

アンコール&フィナーレの余韻

アンコールは「Let Me Entertain You」で開放感を爆発させ、Adoの「Ashura-chan」や「Megalovania」などの日替わり演奏で会場を盛り上げます。最後は「SEIMEI」(『陰陽師』より)をステップシークエンスで展開し、氷上に雅や力強さが共存する余韻を残してショーは幕を閉じます。

まとめ

「ICE STORY 3rd ‘Echoes of Life’ TOUR」は、命の響きをテーマにした15曲から成る壮大な物語です。SF的な演出、クラシックメドレー、ゲーム音楽など多彩なセトリが、羽生結弦選手の技術と表現力を最大限に引き出しました。このショーは次の章への布石となり、氷上芸術の新たな金字塔として長く語り継がれることでしょう。

 

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